補助金コネクト
ホーム制度検索資金調達コラムお役立ち資料無料相談
Menuアイコン

【令和6年度】ものづくり補助金の省力化(オーダーメイド)枠とは?補助金額や補助率を解説

日本の企業の多くを占める中小企業への支援策「ものづくり補助金」は、令和2年4月の第1次締切以来、情勢に合わせて随時枠組みが刷新されています。令和5年度補正予算における第17次締切のものづくり補助金の中では、新たな申請枠として「省力化(オーダーメイド)枠」が新設されました。

今回は、省力化(オーダーメイド)枠とはどのような制度なのか、また第18次締切から追加されたサービス高付加価値化枠、グローバル枠についても解説します。

補助金コネクトでは「補助金を活用したい」「補助金の申請方法を知りたい」企業さまに、補助金活用に関する情報提供をしています。資金調達でお困りの方はお気軽にご相談ください。
補助金活用資料の無料ダウンロードはこちら

ものづくり補助金とは

ものづくり補助金は、正式名称を「ものづくり・商業・サービス生産性向上促進補助金」と言います。働き方改革や賃上げなどの制度変更に対応すべく、設備投資等を支援する補助金制度です。

補助対象経費

補助対象経費には、以下のものが該当します。

対象経費

概要

機械装置・システム構築費(必須)

機械・装置、工具・器具、専用ソフトウェアの購入・構築等の費用

必ず1つ以上、単価50万円以上の投資が必要

運搬費

運搬料、宅配費用など

技術導入費

知的財産権等の導入に関する費用

知的財産権等関連経費

特許等の取得に要する弁理士費用など

外注費

新製品・サービスの開発に必要な加工、設計、デザイン、検査等にかかる費用

専門家経費

本事業遂行のために依頼した専門家に支払われる費用

クラウドサービス利用費

クラウドサービスの利用に関する経費

原材料費

試作品の開発に必要な原材料などの購入費用など

補助対象者

ものづくり補助金の補助対象者は、以下のとおりです。

  • 中小企業者(資本金または常勤の従業員数が、規定の数字以下である会社または個人)

  • 中小企業者(組合・法人関連。企業組合・協業組合・商工組合など)

  • 特定事業者の一部(業種ごとに定められた常勤従業員数を下回る会社・個人のうち、資本金の額または出資総額が10億円未満であるもの。また生活衛生同業組合・酒造組合・内航海運組合・技術研究組合なども該当する)

  • 特定非営利活動法人

  • 社会福祉法人

ただし、補助対象者であっても、経済産業省または中小企業庁から補助金の指定(指名)停止措置を受けている事業者は、補助を受けられませんので注意しましょう。

対象外事業者

ものづくり補助金の主な対象外事業者は、以下のとおりです。

  • みなし大企業に該当する事業者

  • 同一法人・事業者が、同じ締切回で複数申請をしている

  • 過去の助成制度と重複・類似した内容の事業で申請している

  • 公序良俗に反する事業

  • 実質的に労働を伴わない事業

  • 資産性が高い事業

  • 他者へ外注する事業

ものづくり補助金の趣旨に合わない場合、採択された後でも取り消しされる場合があります。公募要項をしっかりと確認し、不明な点は早い段階で事務局へ問い合わせましょう。

申請類型の種類

令和5年度補正予算におけるものづくり補助金の申請類型は以下の3つです。

  • 省力化(オーダーメイド)枠

  • 製品・サービス高付加価値化枠(通常類型・成長分野進出類型<DX・GX>)

  • グローバル枠

令和5年度からの変更点

令和4年度までは、申請枠に以下の3つがありました。

  • 通常枠

  • デジタル枠

  • グリーン枠

令和5年度補正予算では、生産プロセス等の省力化を進めるべく、省力化(オーダーメイド)枠が新設されました。また、従来の枠が見直され、「製品・サービス高付加価値化枠」と「グローバル枠」に整理統合されたのも、大きな変更点です。DXやGXなど、今後の成長が見込まれる分野については、通常枠よりも補助上限額や補助率を引き上げています。

新しい制度による公募は、第17次締切回から始まります。令和5年12月現在で、17次締切回における公募要項は準備中となっています。各申請枠の詳細については、次の項から順に解説します。

省力化(オーダーメイド)枠とは

省力化(オーダーメイド)枠は、人手不足の解消を大きな目的としています。デジタル技術等を活用したオーダーメイド設備を導入することで、生産プロセスやサービス提供方法を革新的に効率化・高度化するために必要な設備やシステム投資等を支援する補助制度です。

国が想定している活用イメージは、熟練技術者が手作業で行なっていた組立工程に、AIや画像判別技術を用いた自動組立ロボットを導入するというものです。これにより、生産性向上に加えて、熟練技術者が付加価値の高い業務に従事できるようになります。

ここで重要なのは、申請枠の名称にもあるように、導入する設備がオーダーメイド(特注品)であることが必要となる点です。既存の製品や設備の導入では、要件に該当しない可能性があります。

なお、第17次募集においては、省力化(オーダーメイド)枠のみが募集対象となります。

省力化(オーダーメイド)枠の補助金額

省力化(オーダーメイド)枠の補助金額は、従業員の規模によって以下のように異なります。

従業員規模

補助上限額

5人以下

750万円(1,000万円)

6~20人

1,500万円(2,000万円)

21~50人

3,000万円(4,000万円)

51~99人

5,000万円(6,500万円)

100人以上

8,000万円(1億円)

カッコ内は、大幅賃上げに係る補助上限額引き上げの特例を適用した場合の上限額です。この特例は、補助事業実施後3年から5年で大幅な賃上げを実施する場合に適用されます。

省力化(オーダーメイド)枠の補助率

省力化(オーダーメイド)枠の補助率は、補助金額が1,500万円までは1/2・1,500万円を超える部分は1/3となっています。また、小規模・再生は2/3以内と定められています。

製品・サービス高付加価値化枠(通常類型・成長分野進出類型<DX・GX>)とは

製品・サービス高付加価値化枠とは、中小企業および小規模事業者が、付加価値の高い革新的な製品・サービスの開発に必要な設備投資等を支援する申請枠です。

DXやGXなど、成長が見込まれる分野については、通常類型よりも補助上限額・補助率を引き上げ、重点的に支援します。また、最低賃金の引き上げに取り組む事業者に対しても、通常類型より補助上限率や補助額を上げているのです。

成長分野進出類型では、単に設備やシステムを導入しただけでは、要件に該当しません。導入した設備やシステムに自社の技術力を加えて開発する必要があります。

通常類型において、国が想定している活用イメージは、最新複合加工機の導入で精密加工が可能となり、国際基準に準拠した部品を開発したというものです。また、成長分野進出類型においては、AIやセンサー等を活用した高精度な自立走行搬送ロボットの試作機の開発が、活用イメージとして紹介されています。

製品・サービス高付加価値化枠の補助金額

製品・サービス高付加価値化枠の補助上限額は、以下のとおりです。

類型

従業員規模

補助上限額

通常類型

5人以下(通常類型)

750万円(850万円)

6~20人(通常類型)

1,000万円(1,250万円)

21人以上(通常類型)

1,250万円(2,250万円)

成長分野進出類型

5人以下(成長分野進出類型)

1,000万円(1,100万円)

6~20人(成長分野進出類型)

1,500万円(1,750万円)

21人以上(成長分野進出類型)

2,500万円(3,500万円)

カッコ内は、大幅賃上げに係る補助上限額引き上げの特例を適用した場合の上限額です。

製品・サービス高付加価値化枠の補助率

製品・サービス高付加価値化枠の補助率は、通常類型においては1/2以内となっています。ただし、小規模・再生と新型コロナ回復加速化特例については、2/3に引き上げられます。

また、成長分野進出類型については、2/3以内と定められています。

グローバル枠とは

グローバル枠とは、海外事業を実施し、国内の生産性を高める取り組みに必要な設備・システムへの投資等を支援する申請枠です。ここでの海外事業とは、海外直接投資・輸出・インバウンド・海外企業との共同事業をさしています。

国が想定している活用イメージは、海外市場を獲得するため、新たな製造機械の導入と新製品の開発とともに、海外展示会へ出展するというものです。

グローバル枠のみ、補助対象経費において以下の項目が追加されています。

  • 海外旅費

  • 通訳・翻訳費

  • 広告宣伝・販売促進費

グローバル枠の補助金額

グローバル枠の補助上限額は以下の通りです。

従業員規模

補助上限額

5人以下

3,000万円(3,100万円)

6~20人

3,000万円(3,250万円)

21人以上

3,000万円(4,000万円)

グローバル枠の補助率

グローバル枠における補助率は、1/2以内と定められています。小規模事業者については2/3以内です。

まとめ

ものづくり補助金は中小企業の新製品やサービス開発のための生産性向上・省力化のための設備投資、システム構築を支援する補助金です。

第17次公募より申請枠が大幅に変更になりましたが、省力化(オーダーメイド)枠の補助額は最大8,000万円と、非常に大型の補助金制度となっています。

機械設備やシステム構築を行う製造業やシステム会社の方は必見です。

公募要項の内容をしっかりと確認しながら、適切に手続きを行っていきましょう。

補助金コネクトとは
補助金コネクトは、補助金申請の支援パートナーです。資金調達をご検討中の方は、お気軽にご相談くださいませ。
関連記事
もっと記事を見る >
ご相談・お問い合わせ
お客様の資金調達をサポートします。お気軽にご相談ください。
メルマガ登録
補助金に関する情報やおすすめの補助金の公募開始をメールでお知らせします。
補助金コネクト
© 補助金コネクト
補助金申請のポイントがわかる!
無料相談資料をもらう