千葉県では、中小企業者等による革新的な研究開発や成長分野での研究開発を支援する制度として、「地域発イノベーション創出研究開発助成金」が実施されています。
本助成金は、公的研究機関や大学と共同で行う革新的な研究開発、またはAI・ロボット、IoT、航空・宇宙、環境・エネルギー、バイオ、半導体、ヘルスケアなどの成長分野における研究開発に要する経費の一部を助成する制度です。
令和8年度の助成率は助成対象経費の3分の2以内、助成限度額は2年間で1,000万円以内です。助成対象期間は2年以内で、交付決定は単年度ごとに行われます。
本記事では、地域発イノベーション創出研究開発助成金の概要、対象者、助成額、対象経費、申請方法、申請時の注意点をわかりやすく解説します。
地域発イノベーション創出研究開発助成金は、千葉県発のイノベーション創出に向けて、中小企業者等が大学等と共同で行う研究開発や、成長分野の研究開発を支援する制度です。
県内の中小企業者等が新たな技術や製品の研究開発に取り組むことで、千葉県内経済の活性化や新たな産業創出につなげることを目的としています。
項目 | 内容 |
|---|---|
制度名 | 地域発イノベーション創出研究開発助成金 |
事業名 | 中小企業総合支援事業助成事業 |
実施主体 | 公益財団法人千葉県産業振興センター |
対象地域 | 千葉県 |
対象者 | 主たる事業の実施地が千葉県内である中小企業者、小規模企業者、連携体、組合等 |
対象事業 | 公的研究機関・大学と共同で行う革新的な研究開発、または成長分野における研究開発 |
主な対象経費 | 原材料・消耗品費、機械装置・工具器具関連経費、外注加工費、専門家謝金・旅費、委託費、事務費、賃金、産業財産権等関連経費など |
助成率 | 2/3以内 |
助成限度額 | 2年間で1,000万円以内 |
2年度目の助成限度額 | 初年度の補助金交付決定額の1/2 |
助成対象期間 | 2年以内 |
令和8年度申請期間 | 令和8年4月1日から令和8年4月30日23時59分まで |
令和8年度事業期間 | 交付決定日から令和9年2月26日まで |
申請方法 | Jグランツによる電子申請 |
代理申請 | 不可 |
募集状況 | 令和8年度の募集は終了 |
助成対象期間は2年以内ですが、交付決定は単年度ごとに行われます。2年間の事業計画の場合、1年目の事業完了後に実績報告書をもとに2年目の審査が行われます。なお、2年目の審査ではプレゼンテーションは実施されません。
また、2年目の実施については千葉県の令和9年度予算成立が前提です。助成率や助成限度額が変更となる可能性があるほか、予算が成立しなかった場合は2年目の交付が行われません。
最新の公募情報は、以下リンクの公式ページよりご確認ください。
公式:地域発イノベーション創出研究開発助成事業募集のご案内
本助成金の対象となるのは、主たる事業の実施地が千葉県内である中小企業者、小規模企業者、連携体、組合等です。
区分 | 内容 |
|---|---|
中小企業者 | 中小企業基本法第2条に規定する中小企業者 |
小規模企業者 | 中小企業基本法第2条第5項に規定する小規模企業者 |
連携体 | 中小企業者、個人、大学、研究機関、NPO、組合、大企業等、複数の者で構成され、中小企業者が運営主体の中心となるもの |
組合等 | 中小企業関連法令に基づく組合等 |
実施地 | 主たる事業の実施地が千葉県内であること |
中小企業者および小規模企業者の規模は、主たる業種により以下のように整理されています。
業種 | 中小企業者の規模 | 小規模企業者の従業員数 |
|---|---|---|
製造業、建設業、運輸業、その他 | 資本金3億円以下または従業員300人以下 | 20人以下 |
卸売業 | 資本金1億円以下または従業員100人以下 | 5人以下 |
サービス業 | 資本金5,000万円以下または従業員100人以下 | 5人以下 |
小売業 | 資本金5,000万円以下または従業員50人以下 | 5人以下 |
以下のいずれかに該当する中小企業者は、助成対象者から除かれます。
対象外となる例 | 内容 |
|---|---|
大企業が2分の1以上所有 | 発行済株式の総数または出資価額の総額の2分の1以上を同一の大企業が所有している中小企業者 |
大企業が3分の2以上所有 | 発行済株式の総数または出資価額の総額の3分の2以上を大企業が所有している中小企業者 |
大企業役員等の関与 | 大企業の役員または職員を兼ねている者が、役員総数の2分の1以上を占めている中小企業者 |
暴力団関係者等 | 暴力団員や暴力団と社会的に非難されるべき関係を有する場合など |
助成対象となるのは、以下のいずれかに該当する研究開発事業です。
区分 | 助成対象事業 |
|---|---|
産学官連携型 | 公的研究機関、千葉県産業支援技術研究所等、または大学と共同で行う革新的な研究開発 |
成長分野型 | AI・ロボット、IoT、航空・宇宙、環境・エネルギー、バイオ、機能性食品、次世代自動車、次世代コンピュータ、新素材・ナノテク、半導体、ヘルスケア等の成長分野における研究開発 |
公的研究機関や大学と共同で行う研究開発の場合は、組織間での契約締結が必須です。
また、研究開発の内容については、事業の新規性や先進性、自社で行った基礎研究の内容、市場性、地域経済への波及効果、事業化の見込み、実施体制などが審査されます。
助成額は以下のとおりです。
項目 | 内容 |
|---|---|
助成率 | 助成対象経費の2/3以内 |
助成限度額 | 2年間で1,000万円以内 |
2年度目の助成限度額 | 初年度の補助金交付決定額の1/2 |
助成対象期間 | 2年以内 |
令和8年度事業期間 | 交付決定日から令和9年2月26日まで |
令和9年度事業期間 | 交付決定日から令和10年2月29日まで |
助成期間が2年間の場合、単年度ごとに実績報告による精算を行います。2年目の実施については、1年目の事業完了後に実績報告書をもとに審査を受け、2年目の交付申請書を提出し、採択された場合に交付決定が行われます。なお、2年目審査ではプレゼンテーションは実施されません。
主な助成対象経費は以下のとおりです。
経費区分 | 内容 |
|---|---|
原材料・消耗品費 | 研究開発に直接使用する主要原材料、副材料の購入に要する経費 |
機械装置・工具器具関連経費 | 研究開発に必要な機械装置または工具器具の購入、製造、改良、据付、借用、保守、修繕に要する経費 |
外注加工費 | 試作品開発に必要な原材料等の加工・設計、定型的な分析・検査等を外注する経費 |
専門家謝金・旅費 | 研究開発に係る試作、改良、デザイン、求評、市場調査等について専門家から指導・相談等を受けるための経費 |
委託費 | 試作品の研究開発等に係る分析・検査、市場調査等を外部機関に委託する経費 |
事務費 | 会議費、会場借料、施設借料、通信運搬費、印刷製本費、資料購入費 |
賃金 | 事業遂行に必要な業務・事務を補助するために雇い入れた短期的なアルバイトに支払う経費 |
産業財産権等関連経費 | 本助成事業の成果に係る特許権等の取得に要する経費 |
その他 | 理事長が特に必要と認める経費 |
経費区分 | 主な注意点 |
|---|---|
原材料・消耗品費 | 受払簿を整備し、材料の種別・仕様別に受払年月日、数量等を記録・保管する必要あり |
原材料・消耗品費 | 原則として事業終了までに使い切る必要あり |
原材料・消耗品費 | 試作途中で発生した仕損じ品等も保管が必要。保管困難な場合は写真撮影による代用も可 |
機械装置・工具器具関連経費 | 機械装置や工具器具を購入する場合、または自社で機械装置を製作するために部品等を購入する場合は、取得価格20万円以上/件のものが対象 |
機械装置・工具器具関連経費 | 機械装置のリース・レンタル、試作、改良、据付、保守、修繕に要する経費も対象 |
機械装置・工具器具関連経費 | 汎用性が高く使用目的が特定されないパソコン、プリンタ、タブレット端末、スマートフォン等は対象外 |
機械装置・工具器具関連経費 | 原則としてリースまたはレンタル |
機械装置・工具器具関連経費 | 購入の場合は特注品であること |
外注加工費 | 自社で策定した仕様に基づき外注を依頼するものは、材料支給の有無にかかわらず外注加工費に計上 |
専門家謝金・旅費 | 専門家が助成事業者のもとへ赴く場合の旅費が対象 |
委託費 | 助成対象経費総額の2分の1を超えない額 |
事務費 | 会議費、会場借料、施設借料、通信運搬費、印刷製本費、資料購入費などが対象 |
賃金 | 雇用契約書、作業日誌、源泉徴収関係書類等の整備・保管が必要 |
産業財産権等関連経費 | 事業完了までに出願手続きおよび費用の支払いが完了している必要あり |
機械装置等の導入は、原則としてリースまたはレンタルとされています。購入する場合は特注品である必要があり、本事業計画以外で使用することはできません。事業終了後の生産転用もできません。
また、委託費は助成対象経費総額の2分の1を超えない額とされています。助成対象経費の大部分が委託費や外注費で占められ、助成事業の中で自社が果たす役割が少ない申請は採択されません。
以下のような経費や事業は、助成対象外となります。
対象外経費・事業 | 内容 |
|---|---|
交付決定前の経費 | 交付決定日前に発注、購入、契約した経費 |
期間外の経費 | 事業期間終了後に納品、検収、支払い等を実施したもの |
事務用品等 | 汎用性が高く、助成対象事業の対象として明確に区分できないもの |
生産設備 | 生産設備の購入・製造に係る経費 |
営利活動のための経費 | 通常の営利活動や運転資金に係る経費 |
販売目的の原材料仕入れ | 営利販売のための原材料仕入れ等 |
汎用性の高い物品 | パソコン、プリンタ、タブレット端末、スマートフォン等 |
外部機関の機械装置購入費 | 委託先など外部機関が機械装置等を購入・設置する費用 |
特許等と無関係な産業財産権費用 | 本助成事業の成果に係る特許等ではないもの |
弁理士への成功謝金等 | 弁理士への成功謝金、印紙代、日本の特許庁へ支払う費用 |
同一内容の他補助金採択事業 | 国庫補助金等、他の補助金・助成金、競争的資金の採択を受けた事業 |
助成金で購入したものや製作した試作品を営利販売することはできません。また、特注購入した機械器具等について、助成事業終了後に生産転用することもできません。
本助成金は研究開発を支援する制度であり、量産設備の導入や通常の販売活動に係る経費を支援する制度ではない点に注意が必要です。
令和8年度の申請受付期間は以下のとおりです。
項目 | 内容 |
|---|---|
申請開始 | 令和8年4月1日 |
申請期限 | 令和8年4月30日23時59分 |
申請方法 | Jグランツによる電子申請 |
GビズID | GビズIDプライムアカウントが必要 |
代理申請 | 不可 |
募集状況 | 令和8年度の募集は終了 |
申請を希望する場合は、件名に「地域発イノベーション創出研究開発助成申請希望」と記載し、企業名・担当者名・電話番号を明記のうえ、公益財団法人千葉県産業振興センター産学連携推進課へメールで連絡する形式でした。
申請用URLは個別に案内され、Jグランツ上で検索することはできないとされています。
最新の公募情報は、以下リンクの公式ページよりご確認ください。
公式:地域発イノベーション創出研究開発助成事業募集のご案内
主な提出書類は以下のとおりです。
書類 | 内容 |
|---|---|
助成事業の説明 | 研究開発の内容や目的を説明する書類 |
助成事業の日程 | 実施スケジュールを記載 |
資金調達内訳・資金支出内訳 | 資金調達方法や支出計画を記載 |
助成事業内容補足資料 | 研究開発内容を補足する資料 |
登記簿謄本 | 会社の登記簿謄本、全部事項証明書。発行日から3か月以内のもの |
従業員数を証明できる書類 | 法人事業概況説明書など、最新のもの |
会社案内・パンフレット | 会社や製品等の概要が分かる資料 |
直近2年分の財務諸表 | 貸借対照表、損益計算書等 |
原価・費用内訳 | 製造原価内訳、工事原価内訳、販売管理費内訳など |
経営革新計画書の写し | 承認を受けている場合 |
地域経済牽引事業計画書の写し | 認定を受けている場合 |
創業2年未満の場合は、直近1年分の財務諸表で可とされています。創業1年未満の場合は、試算表など経営状況が分かる資料を提出する必要があります。
提出書類のほか、必要に応じて追加資料の提出や説明を求められる場合があります。提出書類等は返却されません。
本助成金の一般的な流れは以下のとおりです。
行程 | 内容 |
|---|---|
1. 対象要件の確認 | 千葉県内での実施、中小企業者・連携体・組合等の要件、対象事業を確認 |
2. 共同研究先・連携体制の整理 | 大学・公的研究機関との共同研究や成長分野での研究開発内容を整理 |
3. 事業計画の作成 | 研究開発の内容、必要経費、実施体制、事業化見込みを整理 |
4. 見積書等の準備 | 対象経費の積算根拠となる見積書、仕様書等を準備 |
5. GビズIDプライム取得 | Jグランツ申請に必要なGビズIDプライムを取得 |
6. 申請用URLの取得 | 産学連携推進課へメール連絡し、申請用URLの案内を受ける |
7. Jグランツ申請 | 申請期間内に電子申請 |
8. 書類審査 | 提出書類の内容を確認 |
9. 審査委員会・プレゼンテーション | 申請者が審査委員会で事業内容を説明 |
10. 採択・不採択通知 | 採択・不採択の結果がJグランツ上で通知される |
11. 交付決定 | 採択内定後、交付に必要な手続きを実施 |
12. 助成事業実施 | 交付決定後に発注・契約し、研究開発を実施 |
13. 必要に応じた変更・中止・遅延手続き | 事業内容や経費配分の変更、中止・廃止、期間内完了が難しい場合は、所定の申請・報告を行う |
14. 中間検査 | 必要に応じて進捗確認を実施 |
15. 実績報告 | 事業完了後30日以内、または令和9年3月3日のいずれか早い日までに提出 |
16. 確定検査・助成額確定 | 実績報告に基づき検査を実施し、助成額を確定 |
17. 助成金請求・交付 | 助成金請求後、助成金を受領 |
18. 2年目審査 | 2年間の事業計画の場合、1年目の実績報告書をもとに2年目の審査を実施。プレゼンテーションは実施されない |
19. 事業化報告 | 事業完了後、一定期間、事業化状況を報告 |
20. 書類保存 | 帳簿・証拠書類を5年間保存 |
審査では、外部委員を主とした審査委員会において、申請者が直接事業内容を説明するプレゼンテーションが行われます。プレゼンテーションも審査項目となっているため、事業の新規性、先進性、市場性、地域性、事業化の見込み、実施体制を説明できるよう準備が必要です。
採択・不採択の結果は、Jグランツ上で通知されます。Jグランツから結果通知の案内メールが届くため、申請後は通知を確認できる状態にしておきましょう。
助成金は原則として確定後払いです。助成事業完了後に実績報告を行い、助成金額の確定通知を受けた後、助成金請求書を提出して助成金を受け取ります。
審査では、以下のような観点が確認されます。
審査項目 | 内容 |
|---|---|
資格審査 | 主たる事業の実施地が千葉県内であるか、同一内容で他補助金の交付決定を受けていないか、大企業が実質的に経営に参画していないか |
経営内容 | 経営内容が堅実であるか |
財務内容 | 助成事業に要する自己資金等の調達能力が十分であるか |
新規性・先進性 | 事業に新規性や先進性があるか |
基礎研究 | 現在まで自社で行った基礎研究の内容が十分か |
市場性 | 対象市場が明確で、市場ニーズに合致しているか |
地域性 | 地域経済への好影響や地域資源の活用、地域連携が期待できるか |
将来性 | 事業化の実現見込みがあり、自立的に事業活動を継続・展開するビジョンがあるか |
実施体制 | 期間内に事業を実施できる体制や能力があるか |
プレゼンテーション | 申請者が事業の意図・目的を明確に説明できているか、事業への熱意や実現意思があるか |
以下のような事業は、採択されにくい、または採択されない可能性があります。
採択されにくい例 | 内容 |
|---|---|
既存事業と同一テーマ | 前年度以前に採択されたことのある事業と同一テーマとみなされるもの |
既に完成された内容 | 事業内容が既に他で完成されたものと同一とみなされるもの |
自社の役割が少ない | 事業の全部または大部分を他に委任し、研究開発の中で自社が果たす役割が認められないもの |
機械・器具購入目的 | 機械、器具等の購入を目的とした申請とみなされるもの |
類似プロジェクト | 申請者と連携予定者から類似プロジェクトの申請があるもの |
評価点不足 | 評価基準による点数の合計が6割に満たないもの |
また、経営革新計画の承認や地域経済牽引事業計画の認定を受けている場合、小規模事業者に該当する場合は、審査上の加点対象となります。
大学や公的研究機関と共同で革新的な研究開発を行う場合は、組織間での契約締結が必須です。
単なる相談や技術助言だけでなく、共同研究としての役割分担、研究内容、費用負担、成果の取扱いなどを整理した契約が必要となるため、申請前に共同研究先との調整を進めておきましょう。
本助成金では、AI・ロボット、IoT、航空・宇宙、環境・エネルギー、バイオ、機能性食品、次世代自動車、次世代コンピュータ、新素材・ナノテク、半導体、ヘルスケア等の成長分野における研究開発も対象となります。
ただし、単に成長分野に関係するだけではなく、研究開発としての新規性、先進性、市場性、事業化の見込みを説明できることが重要です。
本助成金は、研究開発を支援する制度です。
そのため、生産設備の購入・製造、通常の運転資金、営利販売のための原材料仕入れ、機械器具等の購入そのものを目的とした申請などは対象外です。
助成金で購入したものや、製作した試作品を営利販売することはできません。
また、特注購入した機械器具等について、助成事業終了後に生産転用することもできません。研究開発や試作に使用する目的で導入するものとして、事業計画内で明確に位置づける必要があります。
受付期間中に受理された申請書については、外部委員を主とした審査委員会に諮られ、採択・不採択が決定されます。
申請者は、審査委員会の場で事業内容を直接説明する必要があります。プレゼンテーションも審査項目となっているため、事業内容、研究開発の必要性、技術的な特徴、市場性、地域性、事業化の見込みを整理しておきましょう。
なお、2年間の事業計画における2年目審査では、1年目の実績報告書をもとに審査が行われ、プレゼンテーションは実施されません。
交付決定後に事業内容や経費配分を変更する場合は、原則として事前に変更承認申請が必要です。
また、助成事業を中止・廃止する場合や、予定期間内に完了できない見込みとなった場合も、所定の申請・報告手続きが必要です。採択後に計画変更が生じる場合は、自己判断で進めず、早めに事務局へ確認しましょう。
助成対象事業が完了した場合は、令和9年3月3日まで、または助成対象事業が完了した時点から30日以内のいずれか早い日までに、実績報告書を提出する必要があります。
実績報告に基づき確定検査が実施された後、助成金が交付されます。実績報告に不備がある場合、助成金が減額される恐れがあるため、早めの報告が望ましいとされています。
助成事業の経費については、帳簿およびすべての証拠書類を備え、他の経理や補助金と明確に区分して整理する必要があります。
証拠書類等は、助成対象事業が完了した年度の終了後5年間保存する必要があります。見積書、契約書、注文書、納品書、請求書、仕様書、振込通知書、領収書、通帳、実験データ、図面、写真などは、後から確認できるよう保管しておきましょう。
助成対象事業により取得し、または効用が増加した施設や備品等は、助成事業完了後も助成金交付の目的に沿って使用する必要があります。
目的外使用、貸付、譲渡、交換、担保提供等を行う場合は、理事長の承認が必要です。
地域発イノベーション創出研究開発助成金は、千葉県内で主たる事業を実施する中小企業者・小規模企業者・連携体・組合等が、大学や公的研究機関と共同で行う革新的な研究開発や、成長分野での研究開発に取り組む際に活用できる助成制度です。
助成率は助成対象経費の3分の2以内、助成限度額は2年間で1,000万円以内です。助成対象期間は2年以内ですが、交付決定は単年度ごとに行われます。2年目の助成限度額は、初年度の補助金交付決定額の2分の1です。
対象経費には、原材料・消耗品費、機械装置・工具器具関連経費、外注加工費、専門家謝金・旅費、委託費、事務費、賃金、産業財産権等関連経費などが含まれます。
一方で、生産設備の購入・製造、通常の運転資金、営利販売のための原材料仕入れ、助成金で製作した試作品の販売、特注購入した機械器具等の生産転用などは対象外です。
令和8年度の募集は終了していますが、今後同様の公募が行われる可能性もあります。申請を検討する場合は、研究開発の内容、共同研究先との契約、対象経費、見積書、GビズIDプライム、Jグランツ申請、プレゼンテーション審査、実績報告、事業化報告までを早めに整理しましょう。
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投資を行う予定だがコストを削減したい
補助金について詳しい人が周りにいない
使える補助金がないか知りたい
新規事業などでまとまった経費を予定されている方は、補助金申請でコスト負担を軽減することができます。
しかし、自社に合った補助金を見つけるためには、相当の時間と手間が必要になります。
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