補助金申請をサポートしてくれるコンサルティング会社は数多くあり、どの業者に相談すべきか悩んでいる方もいらっしゃることでしょう。
そもそも補助金申請は専門家に依頼すべきなのかと疑問に思う方も多いです。しかし、実際多くの企業がコストをかけても依頼するメリットがあると考えているのが実態であり、コンサル会社は数多くの採択実績を掲げています。
そこで、この記事ではおすすめな大手補助金コンサル会社5社を紹介します。また、コンサルを依頼するメリット、選定方法や流れについて解説するので、補助金の活用を検討している事業者はぜひ参考にしてください。
まずはじめに、おすすめの補助金コンサル会社5社を紹介します。
株式会社ウィルリンクスは中小企業を専門に経営コンサルティングを行う会社です。補助金だけでなく、経営改革や経営管理などの成長戦略や事業戦略についてのサポートも行います。
国の認定を受けた「経営革新等支援機関」であり、かつ当社の所属コンサルタントは中小企業診断士の有資格者を中心に構成されています。
支援社数は累計500社を超えており質の高い経営支援サービスを提供する会社です。
【株式会社ウィルリンクスの詳細情報】
会社名 | 株式会社ウィルリンクス |
設立 | 2023年4月 |
本社所在地 | 東京都千代田区九段南1-5-6 りそな九段ビル5F |
公式サイト |
株式会社東京経営サポーターは補助金コンサルタント、経営コンサルタントのサービスを提供する会社です。
補助金採択実績も3,000社以上あり、設立して12年となる実績もあり、申請から受給までをフルサポートしてくれます。
補助金セミナーなども積極的に開催しており、特に中小企業を対象とした補助金に強い特徴があります。
【株式会社東京経営サポーターの詳細情報】
会社名 | 株式会社東京経営サポーター |
設立 | 2013年9月 |
本社所在地 | 東京都多摩市落合1-7-12 ライティングビル901 |
公式サイト |
株式会社エフピー・ワン・コンサルティングは補助金の申請だけでなく、生命保険や生命保険や損害保険代理店、教育・各種セミナーの企画運営、各種士業紹介など幅広いサービスを行っています。
そのため補助金を含めた資金調達や財務、事故対応などさまざまな相談ができる強みがあります。
また、自宅で無料視聴できるWebセミナーが公開されており、補助金のイロハを学べる点も大きな魅力のひとつなので、まずは補助金について知りたいという方におすすめです。
【株式会社エフピー・ワン・コンサルティングの詳細情報】
会社名 | 株式会社エフピー・ワン・コンサルティング |
設立 | 2002年 |
本社所在地 | 東京都千代田区飯田橋3-4-3 坂田ビル3F |
公式サイト |
HTMコンサルティンググループ株式会社は、経営サポート、補助金・助成金サポート、経営改善、各種セミナー・研修などのサービスを提供している会社です。
登録パートナーである中小企業診断士も210名おり、これまで219億円の補助金実績があります。支援企業数も1,500社以上と実績が豊富で、事業者に合った補助金を見つけてサポートしてくれる特徴があります。
【HTMコンサルティンググループ株式会社の詳細情報】
会社名 | HTMコンサルティンググループ株式会社 |
設立 | 2019年2月 |
本社所在地 | 東京都墨田区錦糸2-14-3 錦糸町第六秦ビル4階 |
公式サイト |
大手ではございませんが、弊社も紹介させてください!
補助金コネクトは、中小企業の資金調達を支援するための公的支援制度の検索ができるサービスがあるうえ、即座に専門家であるコンサルタントに相談できる特徴があります。
補助金は国だけでなく自治体などの制度もあり、多すぎるがゆえに事業者に最適な補助金を見つけることは困難です。
なおかつ行政に相談しても管轄範囲が決まっているため、補助金探しが最も時間を要する箇所でもあります。
また、コンサルに相談しても補助金毎に得意不得意のジャンルも多く、事業者のニーズに合った補助金を提案できるとは限らないうえ、コンサルタント自身が調査することにも時間を要します。
しかし、補助金コネクトの検索サービスを利用すれば、該当する補助金を即座に見つけられるため、調査時間の短縮が可能です。
さらに提携しているコンサルは中小企業診断士、認定経営革新等支援機関などの専門家であり、採択率も90%を超える実績があります。
創業して2年を満たない会社ですが、年間支援企業は1,000社以上と対応実績が豊富な会社ですので、まずは補助金探しを始めたいという方におすすめです。
【補助金コネクト株式会社の詳細情報】
項目 | 内容 |
---|---|
会社名 | 補助金コネクト株式会社 |
設立 | 2023年 |
本社所在地 | 東京都渋谷区神宮前六丁目23番4号桑野ビル2階 |
公式サイト |
補助金申請をコンサルに依頼するメリットは以下の3点挙げられます。
補助金申請をコンサルに依頼すると、採択率が大きく向上します。補助金毎によって採択率は大きく異なりますが、おおよそ30%〜50%前後が平均です。しかし、コンサル会社に依頼すれば7割以上の採択率を高めることができるのです。
採択率はコンサル会社によって異なりますが、大手のコンサル会社は多くの補助金申請を行ってきた実績と経験があるので、採択されるポイントなどを網羅していることから自身で申請するより大幅に採択率が向上します。
もちろん補助金の採択率は年度によって変動するので、確実に採択されるわけではありませんが、補助金コンサルに依頼すれば可能性が高まることでしょう。
以下の記事では採択率の高い補助金をランキング形式で紹介しているので、気になる方はご確認ください。
参考:採択率の高い補助金ランキングTop7!主な補助金と採択率を紹介
補助金コンサルに依頼すれば、本業に集中しながら申請できます。
補助金を申請する際は、事業計画書の作成から必要書類の用意など手間と時間がかかります。
特に補助金の採択は事業計画書がカギを握っていると言っても過言ではなく、もっとも時間がかかる書類です。
一方で、事業計画書の作成に時間を要してしまうと、本業へ注力する時間を失ってしまう可能性も高まることでしょう。
しかしコンサルに依頼すれば、事業計画書の作成サポートを行ってくれるので、すぐに書類の準備ができ申請することが可能です。
補助金コンサルに相談すれば、その他にも使える補助金が見つかるメリットがあります。
コンサル会社は、相談した補助金だけでなく、事業者に合った補助金の提案をしてくれます。
国の補助金だけでなく、自治体の補助金などにも対応しているコンサルであれば、併用することもできるため、より効率的に資金調達をすることができます。
本記事で紹介したコンサル会社以外にすでに相談している方に向けて、補助金コンサルを選ぶ際のポイントを3点紹介します。
補助金コンサルを選ぶ際は採択実績を確認しましょう。コンサル会社に補助金申請のサポートを受ける理由は採択されるためです。
実際にどのような企業が補助金を申請して採択されたのか、どんな補助金に対応しているかをチェックすることで、自分に合ったコンサル会社を選ぶことができます。
同業種の企業が受けた採択事例などを確認すると、より安心して相談することができるでしょう。
一方で、過去の採択事例や採択実績をホームページなどに掲載していないコンサル会社は、実績が不十分な可能性も高いので注意が必要です。
認定支援機関は、中小企業支援に関する専門知識や実務経験が一定水準以上備わっていると国から認定された組織です。
コンサルを行う担当者の中には認定支援機関に在籍している方も多く、より採択率を高めてくれます。また中小企業・小規模事業者ものづくり・商業・サービス革新事業」など、補助金の中には、認定支援機関が事業計画の実効性を確認するなど、限定している制度も珍しくありません。
もちろん認定支援機関を利用しなければいけない、というわけではありませんが、認定支援機関とともに、事業計画を策定すれば、経営の現状を把握することができ、課題を発見することができるでしょう。
中小企業診断士とは、経営コンサルタントに関する国家資格です。中小企業診断士の仕事は、資金調達や販路拡大、事業継承など経営に関する重要な役割です。
補助金の申請だけでなく、会社の経営の立て直しなどのサポートも受けられるメリットがあります。
会社の経営基盤から見直しをしたいという方は、中小企業診断士の取得者に相談しましょう。
補助金コンサルに相談する際は、どのような流れで進めるのでしょうか。ここでは相談から補助金交付までの流れを紹介します。
補助金コンサルの多くは、無料相談からスタートできます。
まずは、どんな補助金が該当するのかを相談して見るとよいでしょう。
すでに候補となっている補助金があれば、対象要件を満たしているか確認してもらうことをおすすめします。
電話やオンライン会議などを使って事業内容や現状、資金調達のニーズなどを伝えます。その時点で大まかな補助金の判断をしてもらうことができます。
補助金などの依頼内容が決まれば、契約を締結し、着手金を支払います。着手金は申請する補助金やコンサル会社によって異なるので、相談時に確認しておきましょう。
<報酬の相場> 着手金: 5万円~15万円程度 成功報酬:受け取った補助金額の10%~20%程度 |
契約後は本格的な打ち合わせを重ね、適用できる補助金に必要な書類の作成や、申請書類の添削、さらに提出前の最終確認などを行ってもらいます。
補助金コンサルに依頼すれば、全体的なスケジュール管理も行ってくれるので、期限に遅れることなく書類を提出できます。
補助金は受付期間が終了すれば、数か月後の次回の受付開始まで待ち続けなければいけません。さらに次回の公募もあるという保証はありませんので、絶対的なスケジュール管理が重要です。
その点の管理も補助金コンサルが行ってくれるので、期限に間に合わないなどのリスクヘッジにもなります。
採択が決定すると成功報酬を支払います。このタイミングでは補助金は入金されないケースが一般的なので注意が必要です。
成功報酬は、補助金の種類や補助額によって大きく変わります。そのため、成功報酬も相談時に確認しておきましょう。
採択された後、事業計画通りに事業を進め、実績報告を行います。実績報告が完了した後は認定機関による検査が行われ、無事クリアすれば補助金が入金されます。
また、補助金によっては実績報告した後も数年にわたって書類の提出などが求められる場合があります。
その都度コンサル会社に相談していると手間がかかるので、アフターフォロー契約を締結するか検討しておきましょう。
補助金コンサル大手の会社を5社紹介しました。自分に合った業者を見つけられない方は、本記事で紹介したコンサル会社へ相談してみると良いでしょう。
また相談する前に、コンサル会社の実績や認定支援機関、中小企業診断士であるかもチェックしておくポイントです。
補助金コネクトでは、補助金申請支援の豊富な経験と実績を持つメンバーだけで構成されており、認定支援機関や中小企業診断士の資格を取得しているコンサルタントも多く在籍します。
一人ひとりが専門知識とノウハウを惜しみなく提供し、最適なサポートを提供しておりますので、これから補助金を活用したいという方は、ぜひ下記お問い合せフォームよりご相談下さいませ。
補助金コネクトでサポートした企業様の成功事例をご紹介します。
事例①サービス業
BLUE ONION(ブルーオニオン) | 事業再構築補助金の成功事例
補助金で他業種へ新規店舗を出店し、集客力アップとリピート率の向上を達成。
事例②製造業
生産ラインの自動化に必要な設備導入費用を補助金でカバーし、生産効率が大幅に向上。
事例③人材紹介業
新サービス開発の資金調達に成功し、市場拡大に伴う売上増を実現。