■目的・概要
新興国を中心に世界のインフラ需要が拡大する中、これらの市場を取り込んで我が国からの輸出や投資を拡大していくことは日本経済成長の重要な柱であり、同時に我が国の質の高いインフラ技術やノウハウを活用し、SDGsの観点から世界の社会経済の発展に貢献することが重要な課題となっています。特に近年のインフラ需要の変化として、新型コロナウイルスの感染拡大による医療・保険分野への国際協力の必要性に加え、デジタル化や脱炭素化による社会経済の変革に対応すべく新たなインフラ構築のニーズが発生しています。
こうした中、令和2年12月に経協インフラ戦略会議において、今後5年間の我が国の海外インフラ展開の方向性を定める「インフラシステム海外展開戦略2025」が策定されました(令和3年6月改訂)。同戦略では、従来からの情報通信、エネルギー、交通、都市基盤、医療、農業、廃棄物処理等の社会・経済インフラに加え、デジタル化や脱炭素化等に対応した新たなインフラ分野を積極的に取り組んでいくこととしています。
こうした新たなインフラ需要に対応した形での海外展開を支援すべく、本邦企業が行うエネルギーインフラ海外展開に向けた事業実施可能性調査事業(FS事業)及びプロモーション・ロビイング事業を助成する事業を行います。
(※)「インフラシステム海外展開戦略2025」(令和3年6月改訂版)
https://www.kantei.go.jp/jp/singi/keikyou/pdf/infra2025.pdf
■補助金上限額
個別FS調査:50,000,000円
プロモーション・ロビイング事業:30,000,000円
■応募資格
募集要領に記載の応募資格の要件をすべて満たす企業・団体等
■問合せ先
質の高いエネルギーインフラの海外展開に向けた事業実施可能性調査事業費補助金事務局
E-mail:inquiry@shitsutaka.jp
都道府県 | 全国 |
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対象者 | 従業員の制約なし |
補助率 | 1/2、中小企業のみ2/3 |
公募期間 | 2023年5月10日〜2023年6月2日 |
参照元 | jGrants |