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jGrants(Jグランツ)とは?補助金申請の流れとその他の活用メリットを解説

経営財務
助成金
補助金
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更新:2024/01/19

補助金申請の準備をしようとすると、必要な書類の多さに驚くかもしれません。時間の余裕がないために、書類の準備に対するハードルが高いと感じる事業者も多かったのです。

この問題を解決し、補助金の申請をスムーズに行うため導入されたシステムが、Jグランツです。本記事では、Jグランツの概要や補助金申請の流れ、利用するメリットなどについて詳しく解説しています。補助金を使って事業を拡大したいと考えている中小事業者の方は、ぜひご一読ください。

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jGrants(Jグランツ)とは

最初に、Jグランツとはどのようなシステムなのか、概要を抑えておきましょう。合わせて、補助金や電子申請に関しても解説します。

概要

Jグランツとは、経済産業省が2020年4月にリリースした電子申請システムで、2022年12月現在ではデジタル庁が運営しています。申請可能な補助金を検索できたり、補助金の申請手続きが24時間365日可能で、申請後もマイページから申請状況が確認可能です。

Jグランツが公開された目的は、補助金申請業務をスムーズに行うことでした。公開前は、補助金申請に多くの用紙が必要でした。書類の準備や申請の確認、郵送の手続きなどに時間がかかり、手続きを断念する事業者も多く見られました。書類の手続きや手間を減らすために、電子申請システムの導入が促進されてきたのです。

同時に、海外の多くの国では電子申請が広く普及しているため、日本もこの状況に追随する必要がありました。Jグランツの導入により、紙ベースの申請から電子システムを活用した申請に移行されました。

補助金とは

補助金とは、事業者の取り組みをサポートする目的で、国や自治体、民間団体などが給付する資金を指します。サポートする取り組みは、テレワーク促進・生産性向上・IT導入・創業促進など、国が進める政策を促進するための取り組みが中心となっています。

事業者は、募集が行われている補助金の目的や趣旨を確認し、給付要件を満たせば申し込みが可能です。補助金は、多くの場合採択件数や予算が決まっており、申請しても必ず受給できるとは限りません。提出書類の内容が厳しく審査されるため、書類の記入方法がとても重要となります。

補助金とよく似た制度に「助成金」がありますが、助成金は要件に該当していれば受給できる可能性が高い制度です。ただし補助金と助成金ははっきり区別されていないものも多く、要件によって特徴が異なります。給付を受けたい補助金制度があれば、要件を細かく確認し、申請してみましょう。

電子申請とは

電子申請とは、紙を使わずインターネットを利用して、行政手続きに必要な申請や届出などを、自宅や職場のパソコンやスマートフォンなどからできる申請方法です。郵送もしくは窓口への持参が不要となり、時間や場所を問わず複数の申請を一度に済ませることができます。

電子申請により、申請のペーパーレス化が可能となり、書類を準備する手間も大幅に軽減可能です。

jGrantsで申請可能な補助金

Jグランツでは、多くの補助金が申請できます。その中でも、代表的な補助金は以下のとおりです。

補助金名

補助上限額

補助率

事業再構築補助金

1億5,000万円

1//3~3/4

ものづくり補助金

3,000万円

1/2~2/3

小規模事業者持続化補助金

200万円

2/3~3/4

IT導入補助金

450万円

1/2~3/4

事業承継・引継ぎ補助金

800万円

1/2~2/3

補助金の内容は毎年変わるため、必ず最新の情報を確認してください。上記の補助金の申請を検討している人は、次から紹介する補助金申請の流れを把握しておきましょう。

jGrantsを使った補助金申請の流れ

Jグランツを利用して補助金を申請するには、主に次の3つの手続きが必要です。それぞれの手続き方法について、順に解説します。

補助金を検索

最初に、Jグランツのサイトから、申請したい補助金を検索します。「補助金を探す」の画面から、条件(業種・従業員数・対象地域)・テーマ(利用目的)によって補助金の絞り込みが可能です。さらに絞り込むには、「募集中の補助金のみ」にチェックを入れて検索しましょう。

「GビズID」の取得

申請を希望する補助金が見つかったら、GビズIDアカウントでログインするか、アカウントを持っていない場合はGビズIDを取得します。GビズIDとは、一つのIDやパスワードだけであらゆる行政サービスにログインするためのIDです。GビズIDにある3種類のアカウントのうち、Jグランツで利用できるのは、GビズIDプライムとGビズIDメンバーの2種類となっています。

利用可能な行政サービスが最も多い、GビズIDプライムのアカウント登録を申請するには、まず以下の3点を用意しましょう。

  • スマートフォンもしくは携帯電話

  • 印鑑登録証明書(3か月以内に発行された原本)

  • 印鑑登録に登録している印鑑

用意ができたら、パソコンで申請書作成画面を開き、必要項目を入力します。最後に、画面下の「規約に同意する」という欄をチェックしましょう。申請書のPDFデータがダウンロードされたら、印刷し押印したのち、申請書の原本と印鑑登録証明書を郵送します。申請書のコピーは必ず保管しておきましょう。

申請書の審査状況を確認する時は、確認サイトから必要事項を入力します。申請状況欄に「登録申請が承認され」と表示されると、登録したアドレスにメールが届きます。メールに記載されたURLをクリックし、SMSで送られてきたワンタイムパスワードを入力したら、GビズIDアカウントのパスワードを設定しましょう。設定したら、ログインができるようになります。

GビズIDアカウントの申請から登録まで、2週間から3週間ほどかかります。できるだけ早く登録手続きをしておきましょう。

申請内容を入力し送信

GビズIDアカウントでJグランツにログインできるようになったら、補助金申請に必要な内容を入力します。この時、必要資料のデータアップロードも忘れずに行いましょう。すべて入力し送信したら、申請手続きが完了です。

jGrantsを活用するメリット

Jグランツの活用により、どのようなメリットが得られるのでしょうか。電子申請システムならではのメリットも踏まえながら見てみましょう。

申請にかかるコストを削減できる

今まで、補助金の申請は、紙を使って郵送もしくは窓口での提出が必要でした。Jグランツを使うと、紙を使わず場所や時間に関係なく申請できるため、移動時間や切手代、交通費などのコストがかからなくなります。

利便性が向上する

申請者の都合のよいタイミングで申請が可能であるほか、GビズIDにより申請者の基本情報をその都度入力する必要がなくなります。入力負担が軽減され、利便性の向上につながります。

情報収集がスムーズにできる

補助金制度は、さまざまな団体が実施しているため、制度を調べるのにひとつずつあたっていくことが必要でした。フランツのサイト上には、全国の補助金制度が多数掲載されており、知りたい補助金情報を瞬時に入手できます。申請後も、申請・処理状況がリアルタイムで調べられるため、手続きが迅速にできます。

まとめ

Jグランツは、国や地方自治体の補助金制度を調べたり申請したりするのに、とても便利なシステムです。電子申請システムに慣れない人も多いかと思いますが、使い方を理解すれば高い利便性で補助金に関する手続きができるようになります。

今回紹介したように、Jグランツを利用する前に、GビズIDを取得しなくてはいけません。取得には時間がかかるため、早めに手続きを済ませておきましょう。

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