さまざまな福利厚生サービスを受けられる「ベネフィットステーション」。従業員の福利厚生を充実させることを目的に、多くの企業が導入しています。
実際に利用している従業員の満足度は高く、サービスも豊富です。福利厚生で悩んでいる企業の方に向けて、この記事ではベネフィットステーションの概要と特徴、導入するメリットと利用方法について紹介します。
ベネフィットステーションとは、会員制の福利厚生サービスで、ベネフィット・ワン社が運営しているサービスです。ここではサービスの内容と料金プラン、入会金について紹介します。
ベネフィットステーションとは、従業員のニーズに対応できる福利厚生サービスのことです。レジャー施設の優待券や旅行先で使える割引券などの福利厚生支援から、健康関連の記事発信や健康診断データの⼀括管理などの健康支援、様々な講座のラインナップから受講できる教育・研修支援など、さまざまなサービスがあります。
ベネフィットステーションの料金プランは以下の4つに分かれます。
得々プラン
学トクプラン
Netflixプラン
Netflix得々プラン
各プランは、利用者が10名単位での固定料金となります。11名〜20名の場合は料金が2倍となる仕組みです。一つずつサービスの内容を含めて料金を紹介します。
<学トクプラン>
項目 | 内容 |
---|---|
入会金 | 20,000円 |
月額費用 | 1,000円 |
サービス内容 | 福利厚生支援:○ Netflixベーシックプラン:× 健康支援:○ 教育・研修支援:× 利用促進:○ |
<得々プラン>
項目 | 内容 |
---|---|
入会金 | 20,000円 |
月額費用 | 1,200円 |
サービス内容 | 福利厚生支援:○ Netflixベーシックプラン:× 健康支援:○ 教育・研修支援:○ 利用促進:○ |
<Netflixプラン>
項目 | 内容 |
---|---|
入会金 | 20,000円 |
月額費用 | 1,350円 |
サービス内容 | 福利厚生支援:○ Netflixベーシックプラン:○ 健康支援:× 教育・研修支援:× 利用促進:× |
<Netflix得々プラン>
項目 | 内容 |
---|---|
入会金 | 20,000円 |
月額費用 | 1,850円 |
サービス内容 | 福利厚生支援:○ Netflixベーシックプラン:○ 健康支援:× 教育・研修支援:× 利用促進:○ ※ベネポ(5,000円分のポイント) |
上記の「Netflixプラン」と「Netflix得々プラン」に関しては、ネットフリックスが見放題になります。また、価格は1名〜10名の料金であるため、社員数の数に合わせた金額がかかります。料金に関して詳しく知りたい方は、「料金シミュレーション | ベネフィット・ステーション | 株式会社ベネフィット・ワン」でシミュレーションすることをおすすめします。
ベネフィットステーションには以下の特徴があります。
導入企業が多い
割引率が高い
豊富なサービス内容
従業員満足度が高い
会員限定サービスがある
ポイント制度がある
家族も利用可能
導入を検討している企業の方は、一つずつ確認しておきましょう。
ベネフィットステーションは2023年4月時点で、導入企業数は16,719社にもなります。法人会員数は1,594万人にもなり、官公庁、地方自治体などにも導入されています。
ベネフィットステーションは割引率が高い特徴があります。どのサービスも通常の利用料金より安く設定されているため、お得です。
例えば、TOHOシネマズの映画チケットが1,900円から1,300円にお得になったり、QUOカードPay1000円分が700円となったりするクーポンがあります。
割引率が50%近いサービスもあるため、ベネフィットステーションを利用すればさまざまサービスがお得になります。
先程もお伝えしたとおり、ベネフィットステーションにはさまざまなサービスがあり、全部で140万件以上にもなります。
旅行やレジャー、リラクゼーション、出会いやブライダル、学び、健康、介護など、従業員が生活をより豊かに、より便利に生活できるように、幅広いサービスが提供されています。
ITreviewが発表した「福利厚生サービスのおすすめ10製品」を確認すると、満足度は5段階中「3.9」と好評です。同じ福利厚生サービスのカテゴリーに所属する製品では5位という順位です。
ベネフィットステーションには会員限定のサービスがあります。割引や優待券などは他の福利厚生サービスを提供する企業でも利用できる場合がありますが、ベネフィットステーションならではでしか利用できないサービスもあります。
ベネフィットステーションでは「ベネポ」という会員専用ポイントがあります。ポイントが貯まると、楽天ポイントやnanacoポイントなどへ交換することが可能です。1円=100ポイント単位で使うことができ、有効期限は付与日から3年と長いという特徴があります。
ベネフィットステーションのサービスは、会員本人だけでなく、家族の方も利用可能です。二親等内のご親族の方までが対象となるため、家族旅行や親族旅行などに行く場合は、お得に宿泊できたり、レジャー施設を楽しむことができます。
ベネフィットステーションを導入するメリットを5点紹介します。
従業員のモチベーションがあがる
福利厚生整備業務の手間が減る
従業員の生活サポートができる
福利厚生の内容に地域差がない
公式アプリでクーポンが使える
福利厚生サービスを充実させることで、従業員がお得にサービスを楽しめる以外にも、さまざまなメリットにつながるため、導入を検討している企業の方は、一つずつ確認しておきましょう。
福利厚生サービスが充実することにより、従業員のモチベーションがあがります。さまざまなサービスを利用できる企業の方が、プライベートも充実します。
健康や旅行、美容など、従業員のニーズに合わせたサービスが豊富なため、「この会社に居たい」「プライベートも充実したから週明けから仕事を頑張ろう」という気持ちにもなります。
ベネフィットステーションを導入すれば、福利厚生整備の手間が大幅に減ります。福利厚生サービスを一から整備するとなると、各サービスとの交渉に時間がかかってしまいます。
しかしベネフィットステーションを導入すれば、あらかじめ受けられる福利厚生サービスが決まっているため、作業時間と手間を削減することが可能です。
参考記事:福利厚生サービス比較!選び方とおすすめサービス紹介
ベネフィットステーションは従業員の生活サポートも行えるサービスもあります。育児や健康、介護などのサービスから、引越しや冠婚葬祭など、暮らしに合わせたサービスの利用も可能です。
ベネフィットステーションの福利厚生内容は、地域差がないため、どの企業でも導入しやすいです。さらに全国47都道府県で使えるサービスが多いため、地方の企業であっても有効に活用することができます。
ベネフィット・ステーションの公式アプリをダウンロードしておけば、スマホでクーポンが利用できる店舗を検索して利用することが可能です。プライベートで友人と食事に行くお店で悩んでいる際は、お得になる場所を一目で見つけることができます。
ベネフィットステーションの利用方法は入会申し込みを行い、必要事項を入力して審査を受ける流れです。ここでは申込からサービス利用までの流れを紹介します。
始めに「WEBからのお申込み」から入会申し込みを行います。電話申し込みもできますが、Webからの方がスムーズに進めることができます。
以下の画像の通り、「団体名」「代表者名」「電話番号」「住所」などを入力し「認証キー」を受け取ります。
ベネフィットステーションは月額料金が発生するため、しっかり支払えるか審査がされます。審査基準は公表されておりませんが、結果次第では入会を断られる場合もあります。審査が完了した後は、正式に会員登録を行います。
会員登録が完了すると、会員証が発行されます。会員証と一緒に会員情報が記載されており、名前と会員ID、メールアドレスIDとパスワードが記載されています。(下図参照)
会員情報を従業員に伝えると、サービスを利用することができます。外部の方に漏れてしまうと、勝手に使われてしまう恐れもあるため、一般的には各企業でサービスの利用を申請してから使われることが多いです。会員情報が漏れないように、注意しましょう。
ベネフィットステーションとは会員制の福利厚生サービスのことです。導入企業数も16,719社となり、官公庁、地方自治体などにも採用されています。
旅行やレジャー施設の利用、健康や美容など、あらゆる面のサービスを受けることができるため、従業員の福利厚生として人気があります。
さらに福利厚生整備の手間も省けるため、ぜひ導入を検討してみてはいかがでしょうか。