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銀行ローンの審査の流れとは?銀行ローンの主な審査項目や注意点を解説

融資
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更新:2023/10/03

銀行からお金を借りる選択肢として、ローンの利用が考えられます。ローンとは、お金を借りたのち、毎月少しずつ返済する約束のことです。ビジネスローン、住宅ローン、カードローン、自動車ローンや、使い道が自由なローンなど、銀行ローンには多彩な種類があります。ただし、誰もがすぐに利用できるわけでなく、審査が必要です。

この記事では、一般的な銀行ローンの審査の流れや審査項目、ローン利用における注意点などを解説します。これからローンの利用を検討している方は、参考にしてみてください。

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銀行ローンの審査の流れ

最初に、銀行ローンの利用に必要な審査について、ビジネスローンを例に挙げて、一般的な流れを見ていきましょう。

申込み

最初に、ビジネスローンを利用したい銀行に対して、申し込み書を提出します。申し込むには、銀行へ直接出向くか、インターネットで申し込むかのいずれかを選択します。

本人確認書類の提出

本人確認書類は、申し込みが個人事業主からの場合に必要です。運転免許証・国民健康保険証・マイナンバーカード・パスポートなどが認められています。

書類の提出

本人確認書類以外で、審査の段階で必要となる主な書類は、以下の通りです。

  • 収入証明書(確定申告書2期分)

  • 事業計画書

  • 代表者の本人確認書類決算書

  • 損益計算書

  • 貸借対照表

  • 資金繰り表

  • 試算表

  • 証明書印鑑証明書

  • 会社の定款

なお、銀行によって審査に必要な書類は変わるため、申し込み時点で必ず確認してください。また、確定申告書や決算書は、税務署印または税理士印の押印が必要です。

審査

必要書類を提出したら、審査に入ります。銀行によっては、書類提出前に仮審査を行い、書類内容を元に本審査をする場合もあります。担当者との面談が入る場合もありますので、銀行の指示に従って手続きを取りましょう。

入金

無事に審査が通ったら、正式契約を結びローンが実行されます。お金が口座に入金されますので、事業展開へ活かしていきましょう。

銀行ローンの主な審査項目

銀行ローン審査では、主に以下の項目に注目しています。それぞれの項目におけるポイントを解説します。

勤務先

銀行ローンでは、融資希望者の勤務先を確認します。勤務先の会社規模が大きいと、審査に有利です。自身の収入がない専業主婦(主夫)が申し込む場合、世帯主の勤務先を聞かれます。

勤務形態

アルバイトやパートなどの非正規雇用に比べ、正規雇用である正社員の方が安定した返済が見込めるため、審査において有利になります。ただし、継続した収入があれば、非正規雇用でも審査に通る可能性があります。

勤続年数

勤務形態と合わせて、勤続年数も審査における重要なポイントです。勤続年数が短いと、継続して返済できる見込みが低いとみなされ、審査に通らない可能性があります。逆に、勤務年数が長いほど審査に有利に働きます。

年収

ローンの借り入れ限度額や返済額は、年収を元に決めることが一般的です。年収に加え、他者からの借入状況なども限度額の算定に関わるため、借入限度額は人によって異なります。

健康状態

健康に不安があると、継続した勤務ができなくなるリスクがあることで、ローンの審査に影響が出る可能性があります。場合によっては、生命保険への加入が融資条件となるケースもあります。

所有資産

住居が持ち家もしくは賃貸住宅かという点も、審査のポイントです。持ち家であっても、住宅ローンの返済中であれば、返済能力が厳しくチェックされます。賃貸住宅では、毎月の家賃の支払いがローン返済に影響しないかがチェックされます。

返済負担率

返済負担率とは、年収に対する年間のローン返済額の割合を指します。返済負担率は、20%から25%以内が適切とされており、25%を超えると審査が通りにくい数値です。

信用情報

過去にクレジットカードや携帯電話などの返済遅延があると、信用情報に傷がついており、審査において不利になってしまいます。

銀行ローンの審査に通らない理由

銀行ローンは、申し込んだら必ず利用できるものではなく、審査内容によって通らないこともあります。審査に通らない理由として、以下のケースが考えられます。

借入希望額が大きすぎる

貸金業法により、年収の1/3を超える貸付が禁止されています。これを総量規制といい、他社からの借り入れも合わせて判断します。借入希望額が高すぎると、総量規制にかかる可能性も高いため、審査に通らないケースがほとんどです。

銀行ローンは、総量規制の対象ではありませんが、銀行が貸金情報に準じて独自にルールを設けています。万が一審査に通っても、限度額が低く抑えられてしまうでしょう。

短期間で複数の銀行にローンを申し込んでいる

銀行ローンへの申し込み履歴は、全て信用情報機関に登録されます。短期間に何度もローンを申し込んでいると、金銭面で余裕がないと見なされ、審査の際にマイナスの印象を与えてしまいます。返済能力も見込めないことで、審査に通らない原因のひとつです。

支払い滞納がある

「銀行ローンの主な審査項目」で述べた信用情報には、支払い滞納も登録されます。支払い滞納があると信用度が下がり、審査に通らなくなります。税金や保険料の未払いも信用情報に含まれるため、注意が必要です。

在籍確認がとれない

銀行ローンでは、申し込み者が申告した勤務先へ連絡し、本当に在籍しているかどうか確認を取ります。この時、在籍確認が取れないと、虚偽の申告をしたとみなされ、審査に通らない理由となるのです。

銀行ローン審査の注意点

銀行ローンの審査を確実に通過するには、注意点を知っておくと安心です。ここでは、注意点を3つ紹介します。

銀行によって審査時間が異なる

銀行ローンの審査にかかる時間は、銀行によって異なります。申し込みをした当日に審査結果が分かる銀行もあれば、数日かかる銀行もあります。ローンの利用を急ぎたい場合、申し込み前に銀行へ伝えておきましょう。

銀行によって審査基準は異なる

審査時間同様、銀行ローンの審査基準も銀行ごとで定められています。細かい審査基準は公表されていないため、銀行ごとの傾向を知りたい場合は、仮審査の活用も方法のひとつです。金融機関を複数比較するうちに、金融機関の傾向が見えてくるでしょう。

情報は正確に入力する

申し込む際の情報は、必ず正確に入力しなくてはなりません。有利な条件でローンを受けたいあまり、嘘の情報を入力したとしても、信用情報で全て分かってしまいます。正確に入力しないことで、金融機関からの信用度も下がり、ローン審査の通貨が厳しくなります。

まとめ

銀行ローンの審査で最も重視されるのは返済能力であり、審査項目に返済に必要な情報が多く含まれるのもこのためです。審査項目や注意点をしっかりと把握し、ローン審査を無事に通過できるよう的確な準備を進めていきましょう。

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