銀行ローンは、さまざまな事情でまとまったお金を借りたい時に便利な手段です。銀行ローンには、個人・法人それぞれに適した種類があり、用途に合わせてローンを選択することが重要です。
この記事では、銀行ローンの種類と金利について紹介します。これからローンの利用を検討されている担当者の方は、資金繰りの参考にしてみてください。
銀行ローンの種類は、主に以下の6つがあります。
事業用ローン
創業融資
住宅ローン
カードローン
マイカーローン
教育ローン
まず最初に、各ローンの特徴を解説します。
開業資金や事業資金への利用を目的とするローンです。金融機関によっては、ビジネスローンもしくは事業者ローンと呼ぶ場合もあります。
法人名義もしくは事業主の個人名義のいずれで利用するかは、金融機関やローン商品ごとで定められています。借入条件・限度額・金利・担保の有無・保証人の要不要などの条件も、商品ごとで異なるため、自社に合ったローンを選ぶことが大切です。
これからビジネスを始めようとしている事業者が、創業に必要な資金を調達するために利用する融資制度です。主に以下の制度が創業融資に該当します。
日本政策金融公庫の融資
信用保証協会の保証が付いた民間金融機関の融資
地方自治体が扱っている制度融資
民間金融機関のプロパー融資
先述した事業用ローンも、創業融資として利用できる場合があります。
戸建住宅(注文・建売)やマンションなど、住宅を取得するための専用ローンです。新規の住宅取得だけでなく、リフォームや借り換えなどを目的としたローンもあります。
金融機関が扱うローン以外に、不動産業者の業界団体も住宅ローンを取り扱っています。勤務先によっては、財形住宅融資や社内住宅融資が利用できる場合もあるため、制度があれば利用を検討しましょう。
金融機関や貸金業者が、個人向けにお金を貸し出す融資サービスです。審査により決められた契約限度額の範囲内で、何度でも利用できます。
個人向け用途であれば、原則として使い道も限定されないため、生活費やレジャー費など自由な使い道で借り入れが可能です。提供会社ごとに決められた返済方法から、自分に合った返済方法を選択できる場合もあります。
車の購入に特化したローンであり、購入費用の一括支払いが難しい時に利用します。社用車の購入は法人名義にすることが必要であり、審査ポイントは会社の信用力や支払い能力が中心となります。
法人でマイカーローンの審査を受けるには、主に以下の3つの書類が必要です。
会社の財務状況がわかる資料(財務諸表・確定申告書・納税証明書など)
会社の代表者の情報(運転免許証など)
登記簿謄本
詳細の書類の内容は、ローン審査を受ける会社へ確認しましょう。
学資ローンとも呼ばれており、子供の教育費や学費などに充当するためのローンです。国が運営する教育ローンと、金融機関が運営する教育ローンがあり、この2つは申し込み条件・金利・借入上限額などが異なります。
教育ローンは、子供に学費を負担させず、入学前にまとまった金額を受け取ることが可能です。一方で、一定の収入がないと借りられず、奨学金よりも金利が高い点を覚えておきましょう。
銀行ローンでは、返済時に元金と金利を合わせた返済額を支払います。ローンの金利には以下の2種類があり、違いをしっかりと理解しておく必要があります。
経済情勢に関係なく、契約時に設定された利率が完済まで変わらない金利です。契約が成立した時点で、返済総額や月々の返済額が確定するため、返済計画を立てやすいメリットがあります。
一方で、変動金利よりも金利が高く設定されており、金利の負担は大きくなります。経済情勢が変わっても、金利は同じ利率での支払いが必要です。
銀行の短期プライムレートを基準として、利率が変更される金利です。経済情勢によって金利も変わるため、利率が大幅に引き上げられる可能性もあります。
金利が下がると借入金利も下がり、ローン返済額が減りますが、金利が上がると返済額も増える点に注意しましょう。
銀行ローンの返済方法には、以下の2つがあります。それぞれの特徴を理解したうえで、返済方法を選択することが重要です。
元金と利息を合わせた返済額が毎月一定となる返済方法です。返済が進むと、返済額に占める利息の割合が少しずつ低くなります。
返済額が変わらず、毎月の支払い計画が立てやすくなりますが、後述する元金均等返済よりも総返済額が多くなるデメリットもあります。
返済期間で均等に割った元金に、残高に応じた利息を足し、毎月の返済額とする返済方法です。返済が進むと利息が減るため、返済期間に応じて返済額が減っていき、総返済額は元利均等返済よりも少なくなります。
ただし、返済が始まった当初は返済額が高くなるほか、借入には一定以上の収入も必要です。元金均等返済を選択できない金融機関もあるため、利用を希望する際には事前に確認しましょう。
ここからは、各金融機関で販売されているローン商品の金利を解説します。まずは、事業用ローンの金利から見ていきましょう。
三菱UFJ銀行では、中小企業向けにビジネスローンを複数展開しております。そのうちのひとつとして、商工会議所・商工会の会員企業向けに、事業資金の借り入れを受けられるメンバービジネスローン「融活力」があります。以下の通り、一般のビジネスローンに比べ、金利の優遇が受けられる点がポイントです。
項目 | メンバーズビジネスローン「融活力」 | 一般のビジネスローン「融活力」 |
|---|---|---|
概要 | 通常よりも、年0.25%の優遇が受けられる | 審査結果に応じた金利が設定される 短期プライムレートに連動して変動する |
融資金額 | 5,000万円以内 | 5,000万円以内 |
適用金利 | 年2.1%~9.0% | 年2.35%~9.0% |
返済方法 | 元金均等返済 | 元金均等返済 |
三井住友銀行では、中小企業向けに「ビジネスセレクトローン」という名目で融資を行っています。最大1億円まで融資が受けられ、事業者のニーズに即時対応できるようスピード回答を行っています。融資条件は以下の通りです。(一部抜粋)
項目 | 内容 |
|---|---|
資金使途 | 運転資金・設備資金(決算・賞与資金としての利用も可能) |
借入金額 | 3億円以内 |
借入利率 | 2.125%~ (変動金利の場合。固定金利の選択および各種金利優遇制度の利用も可能) |
返済方法 | 元金均等返済 |
東京スター銀行では、顧客の事業の特性やニーズに合わせて、ローン商品を選択できます。その中で、「スタークイックビジネスローン」は法人代表者・個人事業主に向けたローン商品として広く活用されています。概要は以下の通りです。
項目 | 内容 |
|---|---|
資金使途 | 事業性資金 |
融資金額 | 10万円以上1,000万円以下 |
借入利率 | 年4.5%~14.5%(固定金利:保証料含む) |
返済方法 | 元利均等返済 |
GMOあおぞらネット銀行では、融資(利用)枠型ビジネスローン「あんしんワイド」により融資を受けられます。創業初年度から借りられ、申し込みから契約までネットで完結する点も、ネット銀行ならではの特徴です。概要は以下の通りです。
項目 | 内容 |
|---|---|
資金使途 | 事業性資金(投機資金には利用不可) |
融資金額 | 初回契約時 10万円以上1,000万円以内 |
借入利率 | 年0.9%~14.0%(固定金利) |
返済方法 | 約定返済もしくは随時返済 |
PayPay銀行では、法人向け・個人事業主向けそれぞれでビジネスローンが設定されています。口座に借り入れ枠が付けられ、利用限度額の範囲内で何度でも借り入れが可能です。概要は以下の通りです。(法人・個人事業主共通)
項目 | 内容 |
|---|---|
資金使途 | 事業性資金 |
融資金額 | 10万円以上1,000万円まで(10万円単位) |
借入利率 | 年2.2%~14.0%(変動金利) |
返済方法 | 約定返済もしくは随時返済 |
PayPay銀行についてはこちらの記事もご覧ください。
続いて、創業融資の金利がどのようになっているのか、代表的な銀行で取り扱っている創業融資を見てみましょう。
日本政策金融公庫・国民生活事業では、「新規開業・スタートアップ支援資金」を取り扱っています。他の融資制度と併用し、対象条件に該当する事業者が無担保・無保証で利用可能です。概要は以下の通りです。
項目 | 内容 |
|---|---|
資金使途 | 事業開始時または事業開始後に必要な設備資金・運転資金 |
融資限度額 | 7,200万円(うち運転資金4,800万円) |
返済期間 | 設備資金20年以内、運転資金10年以内 |
担保・保証 | 原則無担保・無保証人 |
対象 | 新規開業予定者または事業開始後おおむね7年以内 |
日本政策金融公庫の創業融資は、金融機関からの借入が難しい創業期でも利用できる点が特徴です。創業者向けに金利の優遇が行われる場合もあり、事業資金を調達する代表的な方法として利用されています。
新規開業・スタートアップ支援資金に関しては以下の記事で詳しく紹介しているので、気になる方はぜひ参考にしてください。
参考:新規開業・スタートアップ支援資金とは?メリット、デメリット、審査のポイントを解説
みずほ銀行では、「信用保証協会保証付貸出」を受けられます。利用を希望する事業者は、みずほ銀行への申し込みと合わせて信用保証協会への申し込みも必要です。みずほ銀行が審査を行ったのち、運用保証協会の審査を経て、融資の可否が決定します。
具体的な借入条件や融資限度額・借入率などについては、個別の相談が必要です。
りそな銀行では、創業者が利用できる融資がいくつか用意されており、目的やスピード、金利の優先度によって選ぶべき商品が変わります。制度融資(信用保証協会付き)・活動力・Speed On! の3種類が代表的な選択肢になります。それぞれ金利や融資額、審査スピードが異なるため、創業者の状況に合わせて使い分けることができます。
項目 | 制度融資(信用保証協会付き) | 活動力 | Speed On! |
|---|---|---|---|
資金使途 | 設備資金・運転資金 | 自由(事業性資金) | 事業資金 |
融資限度額 | 数百万円〜数千万円(自治体制度による) | 創業期は最大100万円(通常は最大1,000万円) | 最大1,000万円 |
返済期間 | 5〜10年が一般的 | 1〜5年程度 | 〜5年程度(審査で決定) |
担保・保証 | 信用保証協会が保証(原則無担保) | 無担保・代表者保証 | 無担保・無保証 |
対象 | 創業者・中小企業 | 創業期〜中小企業 | 創業者・中小企業 |
金利 | 0.5%〜1.5%程度(最安) ※自治体利子補給あり | 3.65%〜14.00% | 審査で決定(高めの傾向) |
三井住友銀行でも、「信用保証協会保証付貸出」への取り組みを行っています。借入金額や借入率などの条件は、個別に相談したうえで決定されます。
三菱UFJ銀行では、「BizLENDING」という法人向けオンライン完結型の融資サービスを展開しています。入出金データを元にAIが審査を行い、決算書などの提出は不要です。概要は以下の通りです。
項目 | 内容 |
|---|---|
資金使途 | 運転資金・納税資金・設備資金・賞与資金など |
借入金額 | 50万円~最大1,000万円(10万円単位) |
借入利率 | 年3.0%~14.0%(保証料を含む) |
返済方法 | 元金均等返済もしくは期日一括返済 |
続いて、住宅ローンの金利が銀行ごとでどのように異なるのか、概要や適用条件などを見てみましょう。どの銀行も、金利の詳細や最新の金利については、ホームページでご確認ください。
auじぶん銀行では、「住宅ローン金利優遇割」という制度があります。モバイル・でんき・ネット・TVの組み合わせにより、最大で年0.15%の金利優遇が受けられます。夫婦や親子でそれぞれ住宅ローンを組む「ペアローン」や、本人以外(配偶者・親など)の収入を合算する「収入合算」なども利用可能です。令和5年10月現在の金利は以下の通りです。
種類 | 利率 |
|---|---|
変動金利(全期間引下げプラン) | 新規借入れ:年1.134% au金利優遇割適用時:年1.034% ネット+TV利用で最大優遇:年0.984% |
固定金利(当初期間引下げプラン) | 固定10年:年3.270% au金利優遇割適用時:年3.170% ネット+TV利用で最大優遇:年3.120% |
上記の金利に、団体信用生命保険の上乗せ金利が設定されます。
ドコモSMTBネット銀行は、2026年8月3日に「住信SBIネット銀行」から商号変更したネット銀行です。
魅力的な金利に加え、団体信用生命保険・全疾病保障が基本付帯されています。さらに40歳未満であれば、三大疾病50%保証が基本付帯となっている点が大きな特徴です。
種類 | 金利 |
|---|---|
変動金利 | 年3.775% |
固定金利 | 年4.20%~7.25% |
三菱UFJ銀行では、「7大疾病保障付住宅ローンビッグ&セブン〈Plus〉」というローン商品があります。このうち「三大疾病保障充実タイプ」は、がんの診断を受けるか、脳卒中・急性心筋梗塞での入院で、条件を満たすと住宅ローン残高が0円になる商品です。
電子契約を利用すると印紙代がかからず、来店・書類の記入・捺印なども不要です。ネットだけでなく、窓口での申し込みでも電子契約が利用できます。
種類 | 金利 |
|---|---|
変動金利 | 年1.195% |
固定10年 | 年3.63% |
全期間固定31~35年 | 年4.30% |
充実の団体信用生命保険(一般団信・がん50%保障などが金利上乗せなし)による保障と、Web完結の手軽さが特徴の住宅ローンです。ネット銀行の強みを活かし、保証料・印紙代(電子契約)・一部繰り上げ返済手数料(Web手続)はすべて0円です。書類の提出から契約手続きまで「住宅ローン申し込みナビ」を使い、スマートフォンで完結できます。
また、ソフトバンク系サービス等の利用状況に応じて金利が引き下げられる「スマホ/ネット/でんき優遇割」が導入されています。
種類 | 基本適用金利(年) | 優遇割適用後の最低金利(年) |
|---|---|---|
変動金利(新規・借り換え) | 1.330% | 1.200% (最大▲0.130%適用時) |
固定金利(当初引下型・2年〜35年) | 2.360% ~ 4.190% | 2.230% ~ 4.060% (最大▲0.130%適用時) |
みずほ銀行では、自己資金の負担が大きい方に向けて、契約時の事務手数料を0円に抑えられる「借入時負担ゼロ型(金利上乗せ型)」を用意しています。
適用金利は高くなるものの、初期費用を抑えて手元に資金を残せる柔軟なプラン選択が可能です。借入後もライフイベントによる家計の変化に合わせて返済額を柔軟に調整できます。
種類 | 適用金利(年) | 備考 |
|---|---|---|
変動金利方式(新規・借り換え) | 1.025% ~ 1.475% (1.225% ~ 1.675%) | 基準金利:年3.125% ※最優遇金利適用時 |
固定金利選択方式(10年固定など) | 3.45% ~ 4.05%(3.65% ~ 4.25%) | 借入期間や選択期間により変動 |
全期間固定金利方式(21年〜35年) | 4.45% ~ 4.59%(4.65% ~ 4.79%) | 基準金利ベース |
※審査結果やお申し込み内容、ご選択される手数料タイプや各種プラン・団信上乗せ(がん保障+0.1%など)によって適用金利は変わります。
カードローンは、個人向けの融資方法のひとつです。ここで紹介するカードローンは、事業性資金としての利用は認められていません。銀行ごとのカードローンのサービス内容や金利について解説します。
三井住友銀行のカードローンは、インターネットから申し込みでき、カードレスでの利用にも対応しています。普通預金口座を持っていなくても申し込めるため、三井住友銀行の口座がない人でも利用できます。
金利は年1.5%~14.5%で、契約限度額に応じて適用される金利が決まります。利用限度額は10万円~800万円です。また、三井住友銀行の住宅ローンを利用している人は、金利が年1.5%~8.0%なる場合があります。
項目 | 内容 |
|---|---|
金利 | 年1.5%~14.5% |
住宅ローン利用者 | 年1.5%~8.0% |
利用限度額 | 10万円~800万円 |
返済方法 | ATM入金・振込入金・口座振替 |
資金使途 | 原則自由(事業性資金を除く) |
三菱UFJ銀行のカードローン「バンクイック」は、ATMや振り込みによる借り入れに対応しています。スマートフォンから申し込みや各種手続きを行えるため、店舗に行かずに利用できます。
利用限度額は10万円~800万円で、金利は年1.4%~14.6%です。金利は利用限度額に応じて決まり、たとえば利用限度額が100万円以下の場合は年13.6%~14.6%、710万円~800万円の場合は年1.4%~3.6%となります。
項目 | 内容 |
|---|---|
金利 | 年1.4%~14.6% |
利用限度額 | 10万円~800万円 |
返済方法 | 自動支払い(口座引き落とし)・ATM・振り込み |
資金使途 | 原則自由(事業性資金を除く) |
楽天銀行のカードローン「スーパーローン」は、楽天会員であれば会員ランクに応じた審査優遇を受けられる場合があります。
また、楽天銀行口座を返済口座に設定すると、楽天銀行の「ハッピープログラム」の会員ステージが上がる特典もあります。概要は以下の通りです。
項目 | 内容 |
|---|---|
金利 | 年1.9%~14.5% |
利用限度額 | 10万円~800万円 |
返済方法 | 指定口座からの自動振替・ATM・インターネットバンキングから選択 |
オリックス銀行カードローンでは、ガン保障特約付きプラン「Bright」を選択できます。
Brightに加入すると、死亡・高度障害やガンの診断確定など所定の条件に該当した場合、保険金が未返済債務に充当されます。条件によっては借入残高が0円になる場合もあります。
Brightへの加入を希望する場合は、カードローンの申し込み時に選択する必要があります。概要は以下の通りです。
項目 | 内容 |
|---|---|
金利 | 年1.7%~14.8% |
利用限度額 | 10万円~800万円 |
返済方法 | 口座引き落とし・ATM返済・振込返済から選択 |
みんなの銀行のカードローンは、申し込みから借り入れ、返済までスマートフォンのアプリで手続きできる点が特徴です。
カードは発行されないため、契約後はアプリから借り入れできます。また、毎月の返済に加えて、余裕があるときに追加返済することも可能です。概要は以下の通りです。
項目 | 内容 |
|---|---|
金利 | 年1.5%~14.5% |
利用限度額 | 最大1,000万円 |
返済方法 | 普通預金口座(Wallet)からの自動引き落とし・「ローン」への入金から選択 |
マイカーローンの商品内容も、銀行ごとで大きく特徴が分かれています。ここからは、銀行ごとのマイカーローンの概要や金利について見ていきましょう。
三菱UFJ銀行では、Webで申し込みから契約まで完結できる「ネットDEマイカーローン」を取り扱っています。新車・中古車・バイクの購入に利用できるほか、他行や信販会社などの自動車ローンからの借り換えにも対応しています。
通常のネットDEマイカーローンは変動金利で、借入金額に応じて金利が決まります。住宅ローンを利用している場合は、通常金利から年0.2%の優遇を受けられます。また、当初3年間は利息のみを支払う「据置タイプ」も用意されています。
概要および金利は以下の通りです。
項目 | ネットDEマイカーローン | ネットDEマイカーローン(据置タイプ) |
|---|---|---|
借入金額 | 50万円以上3,000万円以内 | 50万円以上3,000万円以内 |
借入期間 | 6か月以上10年以内 | 10年 |
借入利率 | 年2.125%~3.25% | 年4.725% |
金利タイプ | 変動金利 | 変動金利 |
住宅ローン利用者 | 年0.2%優遇 | ― |
返済方法 | 元利均等返済 | 当初3年間は利息のみ、その後元金を返済 |
りそな銀行のマイカーローンは、自家用車の購入だけでなく、バイクの購入や車検、運転免許の取得などにも利用できます。購入する車が決まっていなくても仮審査を申し込めるため、車選びとローンの審査を並行して進められる点も特徴です。
また、他社の自動車ローンからの借り換えにも対応しています。借入金利は審査結果に応じて決まり、店頭表示金利から所定の割引が適用されます。電気自動車(BEV)や燃料電池自動車(FCEV)を新たに購入する場合は、年0.3%の金利優遇も受けられます。なお、りそな住宅ローンの利用者にも金利特典が用意されています。
項目 | 内容 |
|---|---|
利用可能額 | 10万円以上1,200万円以内(1万円単位) |
返済期間 | 1年以上10年以内(1年単位) |
借入利率 | 年1.550%~4.45% |
返済方法 | 元利均等返済 |
ドコモSMTBネット銀行は、2026年8月3日に「住信SBIネット銀行」から商号変更したネット銀行です。
ドコモSMTBネット銀行では、新車・中古車の購入などに利用できるマイカーローンを提供しています。金利は年2.775%~4.975%で、所定の条件を満たす場合は最大年1.0%の金利引き下げが適用されます。金利は変動金利で、毎月見直されるため、実際の借入時には最新の金利を確認する必要があります。
借入金額は10万円~1,000万円、借入期間は1年~10年です。新車・中古車の購入だけでなく、バイク、車検・修理、カーナビなどの付属機器、免許取得費用にも利用できます。また、他の金融機関から借り入れている自動車ローンの借り換えにも対応しています。
申し込みから契約までの手続きはWebで完結し、車を購入する前でも仮審査を申し込めます。24時間365日申し込みが可能で、ドコモSMTBネット銀行の口座を持っていない場合でも、マイカーローンと口座開設を同時に申し込めます。
項目 | 内容 |
|---|---|
金利 | 年2.775%~4.975% |
金利タイプ | 変動金利 |
借入金額 | 10万円~1,000万円 |
借入期間 | 1年~10年 |
利用用途 | 新車・中古車、バイク、車検・修理、付属機器、免許取得など |
借り換え | 他金融機関の自動車ローンからの借り換えに対応 |
申し込み | Webで完結 |
仮審査 | 車を購入する前でも申し込み可能 |
三井住友銀行のマイカーローンは、自家用車やオートバイの購入だけでなく、運転免許の取得、車検、修理、付属機器の購入などにも利用できるローンです。新車だけでなく中古車や自動二輪車にも対応しています。
借入金額は10万円以上300万円以内、返済期間は1年以上10年以内です。金利は変動金利型で、新規借入時の金利は三井住友銀行の短期プライムレートに連動する長期貸出金利を基準として決定されます。2025年4月1日以降の新規借入では、マイカーローンの金利は年2.950%に変更されています。
概要は以下の通りです。
項目 | 内容 |
|---|---|
利用可能額 | 10万円以上300万円以内(1万円きざみ) |
返済期間 | 1年以上10年以内(1か月きざみ) |
借入利率 | 年2.950% |
金利タイプ | 変動金利型 |
利用用途 | 自家用車・自動二輪車の購入、運転免許取得、車検、修理、付属機器の購入など |
返済方法 | 元利均等返済 |
みずほ銀行では「多目的ローン」を取り扱っています。車の購入費用をはじめ、運転免許取得費用、結婚費用、家具・家電の購入、旅行費用、引越費用、医療費など、資金使途が明確なさまざまな用途に利用できます。ただし、事業性資金や有価証券投資資金など、利用できない用途もあります。
また、みずほ銀行の証書貸付ローンを現在利用している、または過去に利用したことがある場合は、年0.1%の金利引き下げを受けられます。さらに、みずほ銀行の住宅ローンを利用中または完済した方は、専用の「多目的ローン[住宅ローン利用者専用口]」を利用できます。
概要および金利は以下の通りです。
項目 | 内容 |
|---|---|
利用可能額 | 10万円以上300万円以内(1万円単位) |
返済期間 | 6か月以上7年以内(1か月単位) |
変動金利 | 年5.875% |
固定金利 | 年6.95% |
金利優遇 | 証書貸付ローンの利用・利用歴がある場合、年0.1%引き下げ |
返済方法 | 毎月元利均等返済 |
担保・保証人 | 不要 |
子供の大学進学などで使われることが多い教育ローンですが、教育ローンの金利はどの程度で推移しているのでしょうか。
auじぶん銀行では教育専用ローンの取扱いはありません。教育資金用途には多目的で利用できる「じぶんローン(カードローン)」を活用することになります。申し込みから契約までスマホで完結し、au ID登録による「au限定割」などの金利優遇制度が用意されています。
項目 | 内容 |
|---|---|
金利(年) | 年 1.48% ~ 17.5%(変動金利) ※「au限定割 誰でもコース」適用時:年 1.28% ~ 17.7% ※「au限定割 借り換えコース」適用時:年 0.88% ~ 13.0% |
利用限度額 | 10万円 ~ 800万円 |
返済方法 | 普通預金口座からの自動支払い・ATM返済 |
三菱UFJ銀行の教育ローンは、窓口で相談できる「教育ローン」と、インターネットで手続きを取る「ネットDE教育ローン」の2種類があります。幼稚園から大学院までにかかる授業料だけでなく、塾や専門学校にかかる入学金・授業料にも適用可能です。在学中を上限として、元金返済の据置期間が設定できます。概要および令和5年10月現在の金利は以下の通りです。
項目 | 内容 |
|---|---|
金利 | ネットDE教育ローン 年4.975%(変動金利) 教育ローン 年5.475%(変動金利) |
利用限度額 | 30万円以上500万円以内(1万円単位) ※医歯薬系学部・研究科、航空パイロット養成の場合は最高 1,000万円 |
借入期間 | 6か月以上10年以内(1か月単位) ネットDE教育ローンでは※医歯薬系学部・研究科、航空パイロット養成の場合に、6か月以上16年以内(1か月単位)となります |
返済方法 | 元利均等返済 |
JAバンクは、農業従事者以外でも利用できる金融機関です。JAバンクで取り扱っている教育ローンは、学費だけでなく教材費や下宿代などにも利用できます。まとまった資金を借り入れられる一般型と、借入枠内で繰り返し借入可能なカード型があり、用途に合わせて選べます。
項目 | 内容 |
|---|---|
金利 | 固定金利:年 3.085% ~ 4.650% 変動金利:年 2.500% ~ 3.700% (適用条件を満たす場合は、金利引き下げが適用されます) |
利用限度額 | 10万円以上1,000万円以内(1万円単位) |
借入期間 | 6か月以上15年以内(在学期間・据置期間を含む) |
返済方法 | 元利均等返済 |
「ろうきん」は、労働組合や生協などが資金を出し合って設立した、協同組合の金融機関です。全国に13ある「ろうきん」のうち、中央ろうきんは関東地区で営業しています。労働組合などの組合員・生活協同組合の組合員(同一生計家族を含む)に該当しなければ、一般の方でも利用可能です。
中央ろうきんの教育ローンは、証書貸付型とカード型があります。入学金や授業料だけでなく、受験料・学用品の購入・入学費用などにも充当できます。概要および令和5年10月現在の金利は以下の通りです。
項目 | 内容 |
|---|---|
金利 (証書貸付型には固定金利もあり) | 団体会員の構成員】 ・証書貸付型(変動):年 2.85%(引下適用時:年 2.65%) ・カード型(変動):年 3.55% 【生協会員の組合員・家族】 ・証書貸付型(変動):年 3.05%(引下適用時:年 2.85%) ・カード型(変動):年 3.83% または 年 4.05% |
利用限度額 | 10万円以上1,000万円以内(10万円単位) |
借入期間 | 最長 15年以内(据置期間含む) |
返済方法 | 中央ろうきん普通預金口座から引き落とし |
イオン銀行教育ローンは、入学金・授業料・アパートの敷金など支払い済みの資金に対しても利用可能です。元金返済は最長6年据置可能であり、ゆとりのある返済プランが立てられます。
店頭もしくは郵送で申し込むプランと、インターネットで申し込むプラン「イオンアシストプラン・目的型」があり、特徴に合わせて利用ローンを選択できます。概要および令和5年10月現在の金利は以下の通りです。
項目 | 内容 |
|---|---|
金利 | 教育ローン:年 4.70%(変動金利、住宅ローン契約者優遇あり:年 2.60%) イオンアシストプラン(目的型・フリーローン枠):年 3.80% ~ 13.50%(固定金利) |
借入額 | 教育ローン 10万円~500万円まで(1万円単位) イオンアシストプラン・目的型 10万円~700万円(10万円単位) |
借入期間 | 教育ローン 1年~15年 イオンアシストプラン・目的型 1年~8年 |
返済方法 | 元利均等返済 |
資金使途が自由であるフリーローンでは、銀行ごとでどのように金利が設定されているのでしょうか。
auじぶん銀行では、カードローン「じぶんローン」をフリーローンとして利用できます。「教育ローンの金利」でも紹介したように、全ての手続きがスマホででき、auIDを持っていると金利の優遇が受けられます。概要および金利は以下の通りです。
項目 | 内容 |
|---|---|
金利 | 年1.38% ~ 17.8%(変動金利) ※「au限定割 誰でもコース」適用時:年 1.28% ~ 17.7% ※「au限定割 借り換えコース」適用時:年 0.88% ~ 13.0% |
利用限度額 | 10万円~800万円 |
返済方法 | 普通預金口座からの自動支払い・ATMから選択 |
りそな銀行のフリーローンは、事業性資金以外であれば使い道は自由であり、手続きは全てWebで完結します。借入額や残高はアプリですぐに確認でき、利用残高によってポイントが貯まります。まとまった資金を一括で借り入れたい場合に便利です。概要および金利は以下の通りです。
項目 | 内容 |
|---|---|
金利 | 年1.70% ~ 14.00%(固定金利・審査により9段階で決定) |
借入可能額 | 10万円 ~ 1,000万円(1万円単位) |
返済期間 | 1年~10年 |
返済方法 | 元利均等払い |
三井住友銀行のフリーローンは、無担保型と有担保型があり、無担保型はインターネットからの申し込みが可能です。ライフプランに合わせて、自宅のリフォーム(施工・設置・電気の各工事)資金や、家具・インテリア・パソコン・周辺機器などの購入資金、結婚資金などにも充てられます。概要および令和5年10月現在の金利は以下の通りです。
項目 | 内容 |
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金利(変動金利) | 無担保型(変動金利):年 6.625%(店頭表示金利) ※住宅ローン利用中の場合:▲年3.000%(年 3.625%) ※リフォーム資金の場合:▲年4.250%(年 2.375%) |
借入可能額 | 無担保型:10万円 ~ 300万円(1万円単位) ※リフォーム資金に限り最高 800万円 有担保型:50万円 ~ 1億円 |
借入期間 | 無担保型 1年以上10年以内(1か月きざみ) 有担保型 1年以上30年以内(1か月きざみ) |
返済方法 | 元利均等払い |
三菱UFJ銀行ではフリーローンの取り扱いがないため、目的ローン以外でお金を借りたい場合はカードローン「バンクイック」を利用します。バンクイックの詳細は「カードローンの金利」で解説していますが、概要を再度ご紹介します。
項目 | 内容 |
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金利 | 年 1.4% ~ 14.6%(変動金利、利用限度額に応じた8段階) |
利用限度額 | 10万円~800万円 |
返済方法 | 自動支払い(口座引き落とし)・ATM・振り込みから選択 |
楽天銀行もフリーローンの取り扱いがないため、目的ローン以外でお金を借りたい場合はカードローン「スーパーローン」の申し込みが必要です。スーパーローンの概要を再度ご紹介します。
項目 | 内容 |
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金利 | 年1.9%~14.5% |
利用限度額 | 10万円~800万円 |
返済方法 | 指定口座からの自動振替・ATM・インターネットバンキングから選択 |
今回は、銀行ローンの金利や特徴などを、ローンの種類ごとに紹介してきました。ローン商品は銀行によって内容が大きく異なり、銀行ごとの特色を活かした商品展開がなされています。目的に合った銀行ローンを利用し、適切に融資を受けるようにしましょう。

