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銀行ローンの金利とは?融資の種類から主要銀行の金利比較、返済方法の違いまで解説

融資
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更新:2024/03/01

銀行ローンは、さまざまな事情でまとまったお金を借りたい時に便利な手段です。銀行ローンには、個人・法人それぞれに適した種類があり、用途に合わせてローンを選択することが重要です。

この記事では、銀行ローンの種類と金利について紹介します。これからローンの利用を検討されている担当者の方は、資金繰りの参考にしてみてください。

補助金コネクトでは、創業融資や事業融資など、金融機関の融資のサポートを行っております。「事業拡大のために借入を行いたい」「有利な融資を受けたい」など、資金調達でお困りの方はお気軽にご相談ください。
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目次
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銀行ローンの種類

銀行ローンの種類は、主に以下の6つがあります。

  • 事業用ローン

  • 創業融資

  • 住宅ローン

  • カードローン

  • マイカーローン

  • 教育ローン

まず最初に、各ローンの特徴を解説します。

事業用ローン

開業資金や事業資金への利用を目的とするローンです。金融機関によっては、ビジネスローンもしくは事業者ローンと呼ぶ場合もあります。

法人名義もしくは事業主の個人名義のいずれで利用するかは、金融機関やローン商品ごとで定められています。借入条件・限度額・金利・担保の有無・保証人の要不要などの条件も、商品ごとで異なるため、自社に合ったローンを選ぶことが大切です。

創業融資

これからビジネスを始めようとしている事業者が、創業に必要な資金を調達するために利用する融資制度です。主に以下の制度が創業融資に該当します。

  • 日本政策金融公庫の融資

  • 信用保証協会の保証が付いた民間金融機関の融資

  • 地方自治体が扱っている制度融資

  • 民間金融機関のプロパー融資

先述した事業用ローンも、創業融資として利用できる場合があります。

住宅ローン

戸建住宅(注文・建売)やマンションなど、住宅を取得するための専用ローンです。新規の住宅取得だけでなく、リフォームや借り換えなどを目的としたローンもあります。

金融機関が扱うローン以外に、不動産業者の業界団体も住宅ローンを取り扱っています。勤務先によっては、財形住宅融資や社内住宅融資が利用できる場合もあるため、制度があれば利用を検討しましょう。

カードローン

金融機関や貸金業者が、個人向けにお金を貸し出す融資サービスです。審査により決められた契約限度額の範囲内で、何度でも利用できます。

個人向け用途であれば、原則として使い道も限定されないため、生活費やレジャー費など自由な使い道で借り入れが可能です。提供会社ごとに決められた返済方法から、自分に合った返済方法を選択できる場合もあります。

マイカーローン

車の購入に特化したローンであり、購入費用の一括支払いが難しい時に利用します。社用車の購入は法人名義にすることが必要であり、審査ポイントは会社の信用力や支払い能力が中心となります。

法人でマイカーローンの審査を受けるには、主に以下の3つの書類が必要です。

  • 会社の財務状況がわかる資料(財務諸表・確定申告書・納税証明書など)

  • 会社の代表者の情報(運転免許証など)

  • 登記簿謄本

詳細の書類の内容は、ローン審査を受ける会社へ確認しましょう。

教育ローン

学資ローンとも呼ばれており、子供の教育費や学費などに充当するためのローンです。国が運営する教育ローンと、金融機関が運営する教育ローンがあり、この2つは申し込み条件・金利・借入上限額などが異なります。

教育ローンは、子供に学費を負担させず、入学前にまとまった金額を受け取ることが可能です。一方で、一定の収入がないと借りられず、奨学金よりも金利が高い点を覚えておきましょう。

ローン金利の種類

銀行ローンでは、返済時に元金と金利を合わせた返済額を支払います。ローンの金利には以下の2種類があり、違いをしっかりと理解しておく必要があります。

固定金利

経済情勢に関係なく、契約時に設定された利率が完済まで変わらない金利です。契約が成立した時点で、返済総額や月々の返済額が確定するため、返済計画を立てやすいメリットがあります。

一方で、変動金利よりも金利が高く設定されており、金利の負担は大きくなります。経済情勢が変わっても、金利は同じ利率での支払いが必要です。

変動金利

銀行の短期プライムレートを基準として、利率が変更される金利です。経済情勢によって金利も変わるため、利率が大幅に引き上げられる可能性もあります。

金利が下がると借入金利も下がり、ローン返済額が減りますが、金利が上がると返済額も増える点に注意しましょう。

銀行ローン返済方法

銀行ローンの返済方法には、以下の2つがあります。それぞれの特徴を理解したうえで、返済方法を選択することが重要です。

元利均等返済

元金と利息を合わせた返済額が毎月一定となる返済方法です。返済が進むと、返済額に占める利息の割合が少しずつ低くなります。

返済額が変わらず、毎月の支払い計画が立てやすくなりますが、後述する元金均等返済よりも総返済額が多くなるデメリットもあります。

元金均等返済

返済期間で均等に割った元金に、残高に応じた利息を足し、毎月の返済額とする返済方法です。返済が進むと利息が減るため、返済期間に応じて返済額が減っていき、総返済額は元利均等返済よりも少なくなります。

ただし、返済が始まった当初は返済額が高くなるほか、借入には一定以上の収入も必要です。元金均等返済を選択できない金融機関もあるため、利用を希望する際には事前に確認しましょう。

事業用ローンの金利

ここからは、各金融機関で販売されているローン商品の金利を解説します。まずは、事業用ローンの金利から見ていきましょう。

三菱UFJ銀行

三菱UFJ銀行では、中小企業向けにビジネスローンを複数展開しております。そのうちのひとつとして、商工会議所・商工会の会員企業向けに、事業資金の借り入れを受けられるメンバービジネスローン「融活力」があります。以下の通り、一般のビジネスローンに比べ、金利の優遇が受けられる点がポイントです。

項目

メンバーズビジネスローン「融活力」

一般のビジネスローン「融活力」

概要

通常よりも、年0.25%の優遇が受けられる

審査結果に応じた金利が設定される

短期プライムレートに連動して変動する

融資金額

5,000万円以内

5,000万円以内

適用金利

年2.1%~9.0%

年2.35%~9.0%

返済方法

元金均等返済

元金均等返済

三井住友銀行

三井住友銀行では、中小企業向けに「ビジネスセレクトローン」という名目で融資を行っています。最大1億円まで融資が受けられ、事業者のニーズに即時対応できるようスピード回答を行っています。融資条件は以下の通りです。(一部抜粋)

項目

内容

資金使途

運転資金・設備資金(決算・賞与資金としての利用も可能)

借入金額

1億円以内(10万円きざみ)

借入利率

2.125%~

(変動金利の場合。固定金利の選択および各種金利優遇制度の利用も可能)

返済方法

元金均等返済

東京スター銀行

東京スター銀行では、顧客の事業の特性やニーズに合わせて、ローン商品を選択できます。その中で、「スタークイックビジネスローン」は法人代表者・個人事業主に向けたローン商品として広く活用されています。概要は以下の通りです。

項目

内容

資金使途

事業性資金

融資金額

10万円以上1,000万円以下

借入利率

年4.5%~14.5%(固定金利:保証料含む)

返済方法

元利均等返済

GMOあおぞらネット銀行

GMOあおぞらネット銀行では、融資(利用)枠型ビジネスローン「あんしんワイド」により融資を受けられます。創業初年度から借りられ、申し込みから契約までネットで完結する点も、ネット銀行ならではの特徴です。概要は以下の通りです。

項目

内容

資金使途

事業性資金(投機資金には利用不可)

融資金額

初回契約時 10万円以上1,000万円以内

借入利率

年0.90%~14.00%(固定金利)

返済方法

約定返済もしくは随時返済

PayPay銀行

PayPay銀行では、法人向け・個人事業主向けそれぞれでビジネスローンが設定されています。口座に借り入れ枠が付けられ、利用限度額の範囲内で何度でも借り入れが可能です。概要は以下の通りです。(法人・個人事業主共通)

項目

内容

資金使途

事業性資金

融資金額

10万円以上1,000万円まで(10万円単位)

借入利率

年1.8%~13.8%(変動金利)

返済方法

約定返済もしくは随時返済

PayPay銀行についてはこちらの記事もご覧ください。

創業融資の金利

続いて、創業融資の金利がどのようになっているのか、代表的な銀行で取り扱っている創業融資を見てみましょう。

日本政策金融公庫

日本政策金融公庫・国民生活事業では、「新創業融資制度」を取り扱っています。他の融資制度と併用し、対象条件に該当する事業者が無担保・無保証で利用可能です。概要は以下の通りです。

項目

内容

資金使途

事業開始もしくは事業開始後に必要な設備資金および運転資金

融資限度額

3,000万円(うち運転資金1,500万円)

借入利率

年1.00%~3.50%(変動金利)

返済方法

預金口座振替

みずほ銀行

みずほ銀行では、「信用保証協会保証付貸出」を受けられます。利用を希望する事業者は、みずほ銀行への申し込みと合わせて信用保証協会への申し込みも必要です。みずほ銀行が審査を行ったのち、運用保証協会の審査を経て、融資の可否が決定します。

具体的な借入条件や融資限度額・借入率などについては、個別の相談が必要です。

りそな銀行

りそな銀行では、みずほ銀行同様「信用保証協会保証付貸出」を取り扱っているほか、りそなビジネスローン「活動力」を創業資金として利用することも可能です。「活動力」の商品概要は以下の通りです。

項目

内容

資金使途

事業資金(創業資金を含む)

融資限度額

10万円以上1,000万円以下

借入利率

年3.0%~14.0%(保証料を含む)

返済方法

約定返済

三井住友銀行

三井住友銀行でも、「信用保証協会保証付貸出」への取り組みを行っています。借入金額や借入率などの条件は、個別に相談したうえで決定されます。

三菱UFJ銀行

三菱UFJ銀行では、「BizLENDING」という法人向けオンライン完結型の融資サービスを展開しています。入出金データを元にAIが審査を行い、決算書などの提出は不要です。概要は以下の通りです。

項目

内容

資金使途

運転資金・納税資金・設備資金・賞与資金など

借入金額

50万円~最大1,000万円(10万円単位)

借入利率

年3.0%~14.0%(保証料を含む)

返済方法

元金均等返済もしくは期日一括返済

住宅ローンの金利

続いて、住宅ローンの金利が銀行ごとでどのように異なるのか、概要や適用条件などを見てみましょう。どの銀行も、金利の詳細や最新の金利については、ホームページでご確認ください。

auじぶん銀行

auじぶん銀行では、「住宅ローン金利優遇割」という制度があります。モバイル・でんき・ネット・TVの組み合わせにより、最大で年0.15%の金利優遇が受けられます。夫婦や親子でそれぞれ住宅ローンを組む「ペアローン」や、本人以外(配偶者・親など)の収入を合算する「収入合算」なども利用可能です。令和5年10月現在の金利は以下の通りです。

種類

利率

変動金利(全期間引下げプラン)

新規借入れ…年0.319%

借換え…年0.298%

固定金利(当初期間引下げプラン)

年1.195%

上記の金利に、団体信用生命保険の上乗せ金利が設定されます。

住信SBIネット銀行

ネット銀行(ソニー銀行・auじぶん銀行・PayPay銀行・大和ネクスト銀行・楽天銀行・GMOあおぞらネット銀行・みんなの銀行)の中で、住宅ローンの新規実行額がトップクラスを誇っています。

魅力的な金利に加え、団体信用生命保険・全疾病保障が基本付帯されています。さらに40歳未満であれば、三大疾病50%保証が基本付帯となっている点が大きな特徴です。令和5年10月現在の金利は以下の通りです。

種類

金利

新規変動金利(通期引下げプラン)

年0.32%

固定10年(当初引下げプラン)

年1.28%

三菱UFJ銀行

三菱UFJ銀行では、「7大疾病保障付住宅ローンビッグ&セブン〈Plus〉」というローン商品があります。このうち「三大疾病保障充実タイプ」は、がんの診断を受けるか、脳卒中・急性心筋梗塞での入院で、条件を満たすと住宅ローン残高が0円になる商品です。

電子契約を利用すると印紙代がかからず、来店・書類の記入・捺印なども不要です。ネットだけでなく、窓口での申し込みでも電子契約が利用できます。令和5年10月現在の金利は以下の通りです。

種類

金利

変動金利

年0.345%~0.475%

固定10年

年0.94%~1.07%

全期間固定31~35年

年1.70%~1.83%

PayPay銀行

業界最低水準の金利と、充実の団体信用生命保険による保障が特徴である住宅ローンです。ネット銀行のメリットを活かして、保証料・印紙代・一部繰り上げ返済手数料は全て0円です。書類はスマホで提出でき、住宅ローン申し込みナビを使って手続きを行います。自己資金の比率により、金利が変わる点が大きな特徴です。令和5年10月現在の金利は以下の通りです。

種類

金利

変動金利(新規借り入れ)

自己資金10%以上…0.315%

    10%未満…0.380%

変動金利(借り換え)

0.349%

固定金利(新規借り入れ)

自己資金10%以上…0.735%~2.335%

    10%未満…0.800%~2.400%

固定金利(借り換え)

0.800%~2.400%

みずほ銀行

みずほ銀行では、自己資金の負担が大きい顧客に対して、初期費用を抑えられるプラン(金利上乗せ型)を用意しています。金利は高くなるものの、豊富なプランがあることで自分に合った支払い方法が選択できるようになります。

借入後も、返済額が柔軟に調整でき、ライフイベントによる家計の変化に合わせた返済が可能です。令和5年10月現在の金利は以下の通りです。(保証料を前払いしない方式では、カッコ内の金利が適用されます)

種類

金利

変動金利方式(新規借入)

2.475%(2.675%)

変動金利(固定金利適用期間が終了し、変動金利方式に切り換わる場合)

2.475%(2.675%)

固定金利選択方式

2.85%~4.05%(3.05%~4.25%)

全期間固定金利方式

2.03%~2.31%(2.23%~2.51%)

カードローンの金利

カードローンは、個人向けの融資方法のひとつです。ここで紹介するカードローンは、事業性資金としての利用は認められていません。銀行ごとのカードローンのサービス内容や金利について解説します。

三井住友銀行

三井住友銀行のカードローンは、カードレスでの利用も可能であり、インターネットで申し込みが完了します。三井住友銀行の普通預金口座を持っていると、さらに手続きがしやすくなるため、利用予定がある場合は前もって作っておくと便利です。概要は以下の通りです。

項目

内容

金利

年1.5%~14.5%

(住宅ローンを借入中の顧客であれば、年1.5%~8.0%)

利用限度額

10万円~800万円

返済方法

ATM・SMBCダイレクト・口座振替から選択

三菱UFJ銀行

三菱UFJ銀行のカードローン「バンクイック」では、借入方法はATMもしくは振り込みのいずれかから選択でき、振り込みで借り入れる場合はバンクイックアプリの利用が便利です。

返済サポートも充実しており、初めてカードローンを利用する人でも安心して相談できます。概要は以下の通りです。

項目

内容

金利

年1.8%~14.6%

利用限度額

10万円~500万円

返済方法

自動支払い(口座引き落とし)・ATM・振り込みから選択

楽天銀行

楽天銀行のカードローン「スーパーローン」は、楽天会員のランクに応じて審査が優遇されます。スーパーローンの返済口座を楽天銀行口座に設定すると、ハッピープログラムの会員ステージが1つアップします。概要は以下の通りです。

項目

内容

金利

年1.9%~14.5%

利用限度額

10万円~800万円

返済方法

指定口座からの自動振替・ATM・インターネットバンキングから選択

オリックス銀行

オリックス銀行カードローンのガン保障特約付きプラン「Bright」は、ガン保障特約がついた消費者信用団体生命保険に加入できるサービスです。死亡・高度障害やガンの診断確定を受けた時には、保険金が未返済債務に充当されます。これにより、借入残高が0円になる場合もあります。

「Bright」への加入は、カードローン申し込み時に選択が必要です。概要は以下の通りです。

項目

内容

金利

年1.7%~14.8%

利用限度額

10万円~800万円

返済方法

口座引き落とし・ATM返済・振込返済から選択

みんなの銀行

口座を持っている人であれば、年収を入力するだけで最短2分で借入条件が提示されます。カードローンの利用にカードは発行されないため、最終審査を通った場合、契約後すぐに利用可能です。最大1,000万円の利用限度額が設定され、申し込み・借入・返済まで、全てアプリで完結します。

今月の返済は利息分のみ・繰り上げ返済したいなど、柔軟な返済が可能です。概要は以下の通りです。

項目

内容

金利

年1.5%~14.5%

利用限度額

最大1,000万円

返済方法

普通預金口座(Wallet)からの自動引き落とし・「ローン」への入金から選択

マイカーローンの金利

マイカーローンの商品内容も、銀行ごとで大きく特徴が分かれています。ここからは、銀行ごとのマイカーローンの概要や金利について見ていきましょう。

三菱UFJ銀行

三菱UFJ銀行のマイカーローンは、個人向け商品として取り扱われています。窓口で取り扱うマイカーローンの他に、インターネットで手続きができるプラン「ネットDEマイカーローン」も便利です。

住宅ローンを利用している顧客は、金利が年0.2%優遇されます。概要および令和5年10月現在の金利は以下の通りです。

項目

ネットでマイカーローン

ネットでマイカーローン(据置タイプ)

マイカーローン

借入金額

50万円以上1,000万円以内

(1万円単位)

50万円以上1,000万円以内

(1万円単位)

50万円以上300万円以内

(1万円単位)

借入期間

6か月以上10年以内(1か月単位)

10年のみ

6か月以上10年以内(1か月単位)

借入利率

年1.300%~2.450%

年3.975%

年6.475%

返済方法

元利均等返済

元利均等返済

元利均等返済

りそな銀行

りそな銀行のマイカーローンは、自動車の購入費用だけでなく、バイク購入・諸費用・オプション費用にも利用できます。購入する車が決まる前に申し込みでき、運転免許の取得資金や車検費用にも充当可能です。さらに、住宅ローンを利用している顧客や、電気自動車・燃料電池自動車を購入する場合は、金利の優遇を受けられます。

アプリから、借入額の確認や自動車税の支払いもでき、とても便利です。概要および令和5年10月現在の金利は以下の通りです。

項目

内容

利用可能額

10万円以上1,200万円以内(1万円単位)

返済期間

1年以上10年以内(1年単位)

借入利率

年1.600%~4.475%

返済方法

元利均等返済

住信SBIネット銀行

住信SBIネット銀行のマイカーローンは、新車・中古車の購入以外に、カーナビなど付属機器の購入、車検・修理、免許取得費用などにも利用可能です。繰り上げ返済は何度でも手数料がかからず、返済期間短縮や総返済額の減額ができます。車を選ぶ前に仮審査が受けられるため、借入条件に併せて車が選べます。

住宅ローン残高がある・カードローンを契約している・SBI証券口座を保有しているなどの条件に該当すると、金利が引き下げられます。概要および令和5年10月現在の金利は以下の通りです。

項目

内容

利用可能額

10万円以上1,000万円以下(1万円単位)

返済期間

1年以上10年以内(1か月単位)

借入利率

年1.775%~3.475%

返済方法

元利均等返済

三井住友銀行

三井住友銀行の法人向けサービス「オートローン」は、新車・中古車・オートバイなどの購入に使えるローン商品です。詳細については、営業店への問い合わせが必要です。

個人向けサービスのマイカーローンでは、自家用自動車・オートバイの購入資金の他にも、運転免許の取得資金・車検・修理・付属機器の購入資金などにも利用できます。お金のプロhttps://www.smbc.co.jp/kojin/mokuteki_loan/car/による安全サポートを受けられることで、安心感やお得感を得られます。概要および令和5年10月現在の金利は以下の通りです。

項目

内容

利用可能額

10万円以上300万円以内(1万円きざみ)

返済期間

1年以上10年以内(1か月きざみ)

借入利率

年4.475%

返済方法

元利均等返済

みずほ銀行

みずほ銀行では、「多目的ローン」というローン商品があります。事業性資金や有価証券投資資金などに該当しなければ、車の購入だけでなく、運転免許取得費用・結婚費用・インテリアなどの・購入旅行費用・引越代・医療費など、幅広い目的で利用可能です。ただし、申し込み時に銀行側へ資金使途を伝える必要があります。

みずほ銀行の住宅ローンを利用している・もしくは完成した顧客に対して、さらに金利がお得な多目的ローンもあります。概要および令和5年10月現在の金利は以下の通りです。

項目

内容

利用可能額

10万円以上300万円以内(1万円単位)

返済期間

6か月以上7年以内(1か月単位)

借入利率

年3.375%~6.95%

返済方法

元利均等返済

教育ローンの金利

子供の大学進学などで使われることが多い教育ローンですが、教育ローンの金利はどの程度で推移しているのでしょうか。

auじぶん銀行

auじぶん銀行では、教育ローンの商品設定がありません。教育資金目的でローンを利用したい場合は、カードローンを利用することになります。

auじぶん銀行カードローン「じぶんローン」は、申し込みから契約まで全てスマホで完結し、さまざまな用途で利用できます。auIDを持っている顧客には、金利優遇コースを設けています。概要および金利は以下の通りです。

項目

内容

金利

年0.98%~17.4%

利用限度額

10万円~800万円

返済方法

普通預金口座からの自動支払い・ATMから選択

三菱UFJ銀行

三菱UFJ銀行の教育ローンは、窓口で相談できる「教育ローン」と、インターネットで手続きを取る「ネットDE教育ローン」の2種類があります。幼稚園から大学院までにかかる授業料だけでなく、塾や専門学校にかかる入学金・授業料にも適用可能です。在学中を上限として、元金返済の据置期間が設定できます。概要および令和5年10月現在の金利は以下の通りです。

項目

内容

金利

ネットDE教育ローン 年3.975%

教育ローン     年4.475% 

利用限度額

30万円以上500万円以内(1万円単位)

※ネットDE教育ローンでは、医歯薬系学部・研究科、航空パイロット養成の場合に、30万円以上1,000万円以内(1万円単位)が限度額となります

借入期間

6か月以上10年以内(1か月単位)

ネットDE教育ローンでは※医歯薬系学部・研究科、航空パイロット養成の場合に、6か月以上16年以内(1か月単位)となります

返済方法

元利均等返済

JAバンク

JAバンクは、農業従事者以外でも利用できる金融機関です。JAバンクで取り扱っている教育ローンは、学費だけでなく教材費や下宿代などにも利用できます。まとまった資金を借り入れられる一般型と、借入枠内で繰り返し借入可能なカード型があり、用途に合わせて選べます。

概要および令和5年10月現在の金利は以下の通りです。なお、概要は各JAによって異なるため、ここではJA東京中央を例にしてご紹介します。詳細については、利用するJAへ直接問い合わせてみてください。

項目

内容

金利

固定(15年以内)年2.375%~3.375%

変動 年1.800%~年2.800%

(適用条件を満たす場合は、金利引き下げが適用されます)

利用限度額

10万円以上1,000万円以内(1万円単位)

借入期間

6か月以上15年以内(在学期間・据置期間を含む)

返済方法

元利均等返済

中央労働金庫

「ろうきん」は、労働組合や生協などが資金を出し合って設立した、協同組合の金融機関です。全国に13ある「ろうきん」のうち、中央ろうきんは関東地区で営業しています。労働組合などの組合員・生活協同組合の組合員(同一生計家族を含む)に該当しなければ、一般の方でも利用可能です。

中央ろうきんの教育ローンは、証書貸付型とカード型があります。入学金や授業料だけでなく、受験料・学用品の購入・入学費用などにも充当できます。概要および令和5年10月現在の金利は以下の通りです。

項目

内容

金利

(証書貸付型には固定金利もあり)

団体会員の構成員 証書貸付型 年2.2%(変動金利)

         カード型 年2.900%(変動金利)

生協会員の組合員・同一生計家族 証書貸付型 年2.4%(変動金利)

                カード型 年3.180%(変動金利)

利用限度額

10万円以上1,000万円以内(10万円単位)

借入期間

10年以内・10年超15年以内・15年以内(据置期間5年含む)

返済方法

中央ろうきん普通預金口座から引き落とし

イオン銀行

イオン銀行教育ローンは、入学金・授業料・アパートの敷金など支払い済みの資金に対しても利用可能です。元金返済は最長6年据置可能であり、ゆとりのある返済プランが立てられます。

店頭もしくは郵送で申し込むプランと、インターネットで申し込むプラン「イオンアシストプラン・目的型」があり、特徴に合わせて利用ローンを選択できます。概要および令和5年10月現在の金利は以下の通りです。

項目

内容

金利

教育ローン 年3.8%(変動金利。カードローンを契約している場合は金利の優遇あり)

イオンアシストプラン・目的型 金利年3.8%~年8.8%(固定金利)

(アシストプランでは、教育ローンの審査が通らなかった場合、フリーローンでの審査となります)

借入額

教育ローン 10万円~500万円まで(1万円単位)

イオンアシストプラン・目的型 10万円~700万円(10万円単位)

借入期間

教育ローン 1年~15年

イオンアシストプラン・目的型 1年~8年

返済方法

元利均等返済

フリーローンの金利

資金使途が自由であるフリーローンでは、銀行ごとでどのように金利が設定されているのでしょうか。

auじぶん銀行

auじぶん銀行では、カードローン「じぶんローン」をフリーローンとして利用できます。「教育ローンの金利」でも紹介したように、全ての手続きがスマホででき、auIDを持っていると金利の優遇が受けられます。概要および金利は以下の通りです。

項目

内容

金利

年0.98%~17.4%

利用限度額

10万円~800万円

返済方法

普通預金口座からの自動支払い・ATMから選択

りそな銀行

りそな銀行のフリーローンは、事業性資金以外であれば使い道は自由であり、手続きは全てWebで完結します。借入額や残高はアプリですぐに確認でき、利用残高によってポイントが貯まります。まとまった資金を一括で借り入れたい場合に便利です。概要および金利は以下の通りです。

項目

内容

金利

年6.0%、年9.0%、年12.0%、年14.0%

(固定金利。審査により金利が決まります)

借入可能額

10万円~500万円(1万円単位)

返済期間

1年~10年

返済方法

元利均等払い

三井住友銀行

三井住友銀行のフリーローンは、無担保型と有担保型があり、無担保型はインターネットからの申し込みが可能です。ライフプランに合わせて、自宅のリフォーム(施工・設置・電気の各工事)資金や、家具・インテリア・パソコン・周辺機器などの購入資金、結婚資金などにも充てられます。概要および令和5年10月現在の金利は以下の通りです。

項目

内容

金利(変動金利)

有担保型 年2.775%~2.975%

無担保型 年5.975%

借入可能額

有担保型 50万円以上1億円以内(10万円きざみ)

無担保型 10万円以上300万円以内(1万円きざみ)

【リフォーム資金に限り、10万円以上800万円以内(1万円きざみ)】

借入期間

有担保型 1年以上30年以内(1か月きざみ)

無担保型 1年以上10年以内(1か月きざみ)

返済方法

元利均等払い

三菱UFJ銀行

三菱UFJ銀行ではフリーローンの取り扱いがないため、目的ローン以外でお金を借りたい場合はカードローン「バンクイック」を利用します。バンクイックの詳細は「カードローンの金利」で解説していますが、概要を再度ご紹介します。

項目

内容

金利

年1.8%~14.6%

利用限度額

10万円~500万円

返済方法

自動支払い(口座引き落とし)・ATM・振り込みから選択

楽天銀行

楽天銀行もフリーローンの取り扱いがないため、目的ローン以外でお金を借りたい場合はカードローン「スーパーローン」の申し込みが必要です。スーパーローンの概要を再度ご紹介します。

項目

内容

金利

年1.9%~14.5%

利用限度額

10万円~800万円

返済方法

指定口座からの自動振替・ATM・インターネットバンキングから選択

まとめ

今回は、銀行ローンの金利や特徴などを、ローンの種類ごとに紹介してきました。ローン商品は銀行によって内容が大きく異なり、銀行ごとの特色を活かした商品展開がなされています。目的に合った銀行ローンを利用し、適切に融資を受けるようにしましょう。

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