ENFP(運動家)は、何事にも楽観的である性格でありながら、人間とのコミュニケーションを好みます。
ENFPの強みを理解し、ビジネスに活かすことができれば、大きな成果を残すことも可能となるでしょう。
この記事では、ENFP(運動家)の長所と短所、向いている職業と相性が良いMBTIを紹介します。
ENFP(運動家)は、どんな場所でも空気を和ませるほど明るい性格の持ち主です。
さらに優しさも持ち合わせているため、皆から好かれチームの中心になることも多いです。
一方で集中力が足りず、時間にルーズなところもあるため、周りからは楽観的過ぎると思われることもあります。
そんなENFP(運動家)の長所と短所を紹介していきます。
ENFP(運動家)の長所は以下の3点挙げられます。
フットワークが軽い
コミュニケーション能力が高い
愛嬌がある
ENFP(運動家)は、フットワークが軽いため、機転を利かせた行動力を持ち合わせています。
人付き合いも良いため、友人なども多く、取引先から気に入られることでしょう。
コミュニケーション能力も高いため、初対面の方ともすぐに仲良くなれます。
さらに愛嬌もあり、心には熱い情熱を持ち合わせることから、人から好かれやすいという長所も持ち合わせている性格です。
ENFP(運動家)の短所は以下の3点挙げられます。
気分屋
時間にルーズ
決断力がない
ENFP(運動家)は、かなり気分屋です。計画を立てても計画通りに進まないことはよくあります。そのため恋人や友人は、振り回されることが多いです。
さらに時間にルーズなため、遅刻することもしばしばあります。
また決断力がなく、優柔不断なため、他人に意見を任せることも多いです。
外向的:初対面でなんでも言える性格です。
直観的:直観で物事を考えるタイプです
感情的:相手に共感して物事を考えます
知覚的:臨機応変に柔軟な対応ができる
ENFP(運動家)は、コミュニケーション能力が高いため、初対面でも人見知りすることはありません。
物事を直観で考え、すぐに行動に移しますが、途中で気分が変わると辞めてしまうこともあります。
人当たりも良く、相手のことを考えて行動しますが、気ままな性格なため、マイペースなところは否めません。
とはいえ、臨機応変な対応ができるため、イレギュラーな問題が発生しても柔軟に対応できる能力はあります。
なお、MBTIの他の性格タイプについては以下の記事で解説しています。
MBTI診断の16タイプの特徴とは?診断方法や活用メリットも解説
ここではENFP(運動家)に向いている職業を5つ紹介します。
ENFP(運動家)はコミュニケーション能力が高く、情熱を持ち合わせているため、教師に向いています。
生徒からすれば、楽しませてくれる教師、面白い教師というのは人気が高いです。
持ち前のパッションを生かし、生徒と親密になれれば、学生も楽しい学校生活を送ることができるでしょう。
ただし、教師としては勉強第一となるため、学問をどのように教えるかを飽きずに検討し続ける必要があります。
ENFP(運動家)は共有力が高く、誰とでも仲良くなれるため、面接時に相手のことを聞き出す能力があることから人事として活躍できます。
求職者の方は、面接前は大いに緊張しており、本来の受け答えができないケースも多いです。
場合によっては、優秀な人材を不採用にしている可能性もあるでしょう。
ENFP(運動家)は持ち前のコミュニケーション能力から、リラックスして面接できる雰囲気作りが可能です。
また、従業員のニーズを聞き出す能力も高く、人事として大きなポテンシャルを発揮することができるでしょう。
営業職は、人との信頼関係が重要視されるため、コミュニケーション能力が高いENFP(運動家)に向いています。
誰とでも仲良くなれるのはもちろん、斬新なアイデアを生み出すこともできるため、クライアントと良好な関係を築くことができるでしょう。
ただし、営業職は、クライアントあっての仕事なため、時間にルーズな点は改善しなければいけません。
行動力があるENFP(運動家)は、マーケターとしても十分力を発揮することができます。
マーケターは、顧客のニーズを調査し、提供する商品やサービスを販売するエリアやターゲット層の選定を行う職業です。
また、市場調査と得て商品やサービスなどを立案したり、広告の作成や運用なども行います。
他の従業員との連携が非常に重要となるため、コミュニケーションはもちろん、行動力が高いENFP(運動家)に向いているでしょう。
コンサルタントは、企業の経営戦略や商品・サービス、財務など、さまざまな課題に対してアドバイスを行う職業です。
クライアントとの打ち合わせや、課題解決案の提案能力が重要視され、言いにくいことでも伝えなけれいけない仕事です。
運動家(ENFP)は、コミュニケーション能力が高いため、すぐにクライアントと打ち解けることもできるでしょう。
もちろん、解決案の提案力も重要ですが、もともと営業力があるタイプなため、経験を積めば大いに活躍できる可能性も高いです。
ここではENFP(運動家)に向いている業界を3つ紹介します。
ENFP(運動家)は、生徒とコミュニケーションが取れ、信頼関係も構築できるため教職に向いています。
教職だけでなく、部活動の指導者や習い事の先生なども適任です。持ち前の明るさと優しさから、細かく教えることができるため、生徒も喜んでついてくることでしょう。
IT業界は、チームでひとつのプロジェクトを進める企業が多く、クライアントの打ち合わせを何度も重ねなければいけません。
IT業界は、一人で作業するイメージが強いですが、近年では、さまざまな企業と連携したり、ユニットを組んで作業するケースが多いです。
ENFP(運動家)は、コミュニケーション能力が高いことから、チームとの連携も高まるうえ、クライアントとの打ち合わせもスムーズに進むことでしょう。
さらに、理論的に説明できれば、信頼関係が構築でき大きなビジネスに繋がる可能性も高いです。
コンサルタントは、企業や個人のお金やビジネスに関して、アドバイスやサポートを行う職業です。
具体的な戦略や計画などを組み、信用力が求められるうえ、クライアントとのコミュニケーション能力が求められます。
ENFP(運動家)は誰とでも仲良くなれることから、すぐに打ち解けることができるでしょう。
ただし、気分屋が仕事に影響してしまうと、クライアントとの信用力もなくなり、コンサルティングを断られるケースもあるため、集中力は必要です。
ここでは、ENFP(運動家)と相性の良いタイプと相性が良くないタイプを紹介します。
ENFP(運動家)と相性が良いタイプは以下の3タイプです。
ISTP(巨匠)は単独行動を好み、人と群れない性格なため、お互いラフに付き合える関係性です。
性格は真逆ですが、距離感も調度よく保てるため、双方の長所と短所を分かち合うことができるでしょう。
ただし、ENFP(運動家)は明るいがゆえに、うっとおしいと感じられることもあります。
程よい距離感で関係を維持できれば、ビジネスだけでなくプライベートでも友好な関係を築くことができます。
ESTJ(幹部)は、温厚な性格で人望が厚く、リーダーシップが取れる性格です。
お互い協力すれば、チームを盛り上げることができるため、ビジネス面では相性は非常に良いです。
一方でESTJ(幹部)は計画性があるのに対し、ENFP(運動家)はとりあえず行動するタイプです。
その点で揉めることがありますが、互いを尊重しあえれば良い関係になることでしょう。
INFP(仲介者)は、空気を読むことを得意としており、共感力が高いため、ENFP(運動家)が行うことを支持してくれます。
サポートをしてくれる存在となるため、ビジネス面だけでなく、恋人としても長続きしやすい存在になります。
ENFP(運動家)と相性が良くないタイプは以下の3タイプです。
INFJ(提唱者)は、物事を深く考え、心の中で熱い信念を持ち合わせた性格です。責任感も強いため、マイペースなENFP(運動家)との相性は良くありません。
気分屋なENFP(運動家)を見ていると、INFJ(提唱者)は嫌悪感を感じることでしょう。
ビジネスだけでなく、プライベートな友人としても良好な関係を築くのは難しいです。
ESTP(起業家)は、論理的で冷静な判断ができる性格です。
コミュニケーション能力も高いため、お互い打ち解けるまで時間はかかりません。
しかし、ESTP(起業家)は、常にチャレンジ精神を持ち合わせており、行動することを第一優先するため、マイペースなENFP(運動家)と対立することが多いです。
自己中心な態度をとると、関係がすぐにこじれてしまうため注意が必要です。
ISTJ(管理者)は、努力家、冷静で芯が強い生粋の真面目な性格の持ち主です。
普段からふざけたりすることもなく、計画的に物事を進めることから、ENFP(運動家)と真逆の性格です。
お互い意見が異なるだけでなく、視点にも違いがあるため、共感することはほとんどなく、相性は良くない関係性となります。
ENFP(運動家)は、どんな場所でも空気を和ませるほど明るい性格の持ち主で、チームの中心になることが多いです。
一方で、気分屋でマイペースな性格なため、周りの人は苦労することも多々あります。
しかし、コミュニケーション能力が非常に高く、すぐに人の懐に入れることから、営業職や教員など、人と退陣する職業に向いているタイプです。
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