MBTIのISFP（冒険家）に向いている職業は？特徴やおすすめの業界を解説

ISFP（冒険家）は、純粋で偏見のない性格で、みんなから好かれやすい性格の持ち主です。

めんどくさがり屋でマイペースでもあり、計画性がないという特徴もあります。

ISFPの強みを理解し、ビジネスに活かすことができれば、大きな成果を残すことも可能となるでしょう。

この記事では、ISFP（冒険家）の長所と短所、向いている職業と相性が良いMBTIを紹介します。

ISFP（冒険家）とは

ISFP（冒険家）は優しい性格の持ち主のため、周りから人望が厚いという特徴があります。

一方で、自分の時間で行動するうえ、集中力が低く物事が長続きしない傾向にあります。

ここでは、ISFP（冒険家）の長所と短所を紹介していきます。

ISFP（冒険家）の長所

ISFP（冒険家）の長所は以下の3点挙げられます。

• 芸術的センスがある

• 協調性がある

• 共感力がある

ISFP（冒険家）は感受性が高く、芸術的センスが高いです。

思い浮かぶアイデアも斬新ですが、人の心に届くようなデザインなどを発想することができます。 また、協調性や共感力も高いため、チームと協力し合うことが得意です。

人が悩んでいたり困っていたりすると、すぐに手を差し伸べたり、相手の意見を尊重してあげることができる長所があります。

ISFP（冒険家）の短所

ISFP（冒険家）の短所は以下の3点挙げられます。

• メンタルが弱い

• 否定されるのを嫌う

• 集中力がない

ISFP（冒険家）は、繊細な心の持ち主です。

悪口を言われたり、嫌がらせを受けると、いつまでも引きずるほどメンタルが弱いです。

また、基本的に負けず嫌いな性格なため、否定されるのを嫌います。

自分の意見に対して否定されると、怒ってしまうことも多々あります。

さらに気分屋なので集中力もありません。「なんとかなる」「まぁいいか」というお気軽に考える性格であるため、長く続けることが苦手です。

MBTIのタイプ

• 内向的：人見知りをするタイプで一人の時間を大切にするタイプです

• 感覚的：直観で物事を考えるタイプです

• 感情的：相手に共感して物事を考えます

• 知覚的：柔軟性を持ち合わせており、臨機応変に対応できるタイプです

ISFP（冒険家）は、初対面の方に人見知りするタイプでありながら、基本的にはフレンドリーです。

一人で過ごすことを好みますが、人に話しかけられるのを待っていることがあります。

また、物事を直観で考えるタイプであり、相手の考えにも共感するため、協調性も高いタイプです。

柔軟性も高いため、マイペースな性格でありながらも、臨機応変に対応できるという器用さも持ち合わせています。

なお、MBTIの他の性格タイプについては以下の記事で詳しく解説しています。

MBTI診断の16タイプの特徴とは？診断方法や活用メリットも解説

ISFP（冒険家）に向いている職業

ここではISFP（冒険家）に向いている職業を5つ紹介します。

デザイナー

デザイナーは物のデザインを制作する仕事です。

業態によってさまざまなデザイナーがいます。

• グラフィックデザイナー

• Webデザイナー

• UI/UXデザイナー

• DTPデザイナー

• エディトリアルデザイナー

• ゲームデザイナー

• CGデザイナー

• インテリアデザイナー

デザイナーは、一瞬のひらめきが重要視される職業であることから、芸術的センスがありISFP（冒険家）におすすめです。

長期間の集中力が求められる職業より、十分活躍が見込めます。

近年ではフリーランスのデザイナーや、在宅ワークでのデザイナーも増えています。

働く場所にとらわれたくない人におすすめな職業です。

イベントプランナー

イベントプランナーは、イベントの企画・立案・準備・運営などを行う職業です。

イベントは大人数の来場者に備えて、チームで対応する必要があるため、協調性が高いISFP（冒険家）に向いています。

また、来る人を楽しませなければいけないため、企画力が重要です。

ISFP（冒険家）は独創性も高いため、人を楽しませるイベントを考えることができるでしょう。

コピーライター

コピーライターとは、マーケティングの分野で商品やブランドのイメージを言語化する仕事です。

顧客を惹きつけて購入意欲を高める広告や宣伝などのキャッチフレーズやコピーを考える必要があるため、アイデアの発想力があるISFP（冒険家）に向いています。

また、人の心情やニーズなどを察知する必要もあり、共感力があるISFP（冒険家）は十分かつ活躍できることでしょう。

写真家

写真家には、雑誌などに掲載する写真家や、企業の広告、SNSなどに載せる写真家などさまざまあります。

写真家は人を惹きつける写真を取る必要があり、独創性はもちろんのこと、依頼者の意図をくみ取るコミュニケーション能力も必要とされるため、共感性と独創性に優れるISFPに向いています。

また、比較的働き方が自由なため、時間などに縛られずに働きたい方におすすめです。

人事担当者

人事は求職者の採用活動や、社内の人材配置の検討など、人に関わる仕事です。

人の力を見抜き、採用方法を考えたり、社内の人とのコミュニケーションが求められます。

ISFP（冒険家）は、一人一人に寄り添って話ができるため、人望も厚く、コミュニケーション能力も高いことから人事として活躍できます。

ISFP（冒険家）に向いている業界

ここではISFP（冒険家）に向いている業界を3つ紹介します。

デザイン業界

デザイン業界には、さまざまな業種があるため、自分の得意分野を生かせることができます。

近年では広告媒体がネット中心となっていることや、Vtuberなど2DCGや3DCGで描画されたキャラクターの人気も高まっているため、デザイン業界には多くの仕事があります。

ISFP（冒険家）は、独創性あるデザインを考えられることから、安定して収益を狙うこともできるでしょう。

芸術関係

芸術関係の業界では、斬新なアイデアを生み出すことができるISFP（冒険家）に向いています。

特に、音楽や絵画、演劇などのアーティストとして活躍することができる可能性も高いです。

また、アーティストは、さまざまな人から支持される商品を作り上げなければいけません。

ISFP（冒険家）は共感力があるため、ニーズをいち早く察知して、人気のある商品を作り上げることができるでしょう。

また、もともと芸術関係が好きなのであれば、美術館や博物館のスタッフなどとしての働き口もあります。

コンサルティング業界

コンサルタントとは、企業や個人に対してアドバイスやサポートを行う仕事です。

企業の経営方法や商品、財務や資金調達など、仕事範囲は多岐にわたります。

コンサルティングは、クライアントから高い信頼を得らなければ持続できません。

信頼を勝ち取るためには結果を示さなければいけませんが、ISFP（冒険家）はクライアントの悩みにたいして共感できる力があります。

また、他のコンサルティングが思い付かない独創的なアイデアで、悩みを解決する能力もあるため、すぐに信頼を得ることができます。

ISFP（冒険家）の相性

ここでは、ISFP（冒険家）と相性の良いタイプと相性が良くないタイプを紹介します。

ISFP（冒険家）と相性の良いタイプ

ISFP（冒険家）と相性が良いタイプは以下の3タイプです。

ENFJ（主人公）

ENFJ（主人公)は、平和主義で人を集める不思議な力の持ち主です。

人望も厚く、正義感も強い性格なため、共感力があるISFP（冒険家）との相性が良いです。

ENFJ（主人公)がチームの中心となり、ISFP（冒険家）が方向性を理解して周りに浸透させていくなどができるため、まとまったチームを作り上げることができます。

また、論理的な計画と柔軟な実行のバランスが取れるため、より成功できる計画を組み立てることが可能です。

INFJ（提唱者）

INFJ（提唱者）は、物事を深く考え、心の中で熱い信念を持ち合わせた性格です。

目標に向かって努力しようとするタイプなため、その気持ちに共感できるISFP（冒険家）との相性が良いです。

また、お互い独創的を持ち合わせているため、ライバルとして相乗効果が見込めます。

職場において刺激的な環境を提供し、新しい挑戦に前向きに取り組むことを促すことになるでしょう。

ESTP（起業家）

ESTP（起業家）は、失敗に屈せず行動力が高く、チャレンジ精神を持ち合わせた性格の持ち主です。

そんなESTP（起業家）の考えに対し、ISFP（冒険家）は共感してサポートする性格です。

お互い観察能力が高いため、相手の反応を観察し、行動パターンを理解することから、ビジネス面でよいパートナーになる可能性が高いです。

ISFP（冒険家）と相性が良くないタイプ

ISFP（冒険家）と相性が良くないタイプは以下の3タイプです。

ESTJ（幹部）

ESTJ（幹部）は、さまざまな要点を掴むことを得意としており、決まり事には厳しい性格の持ち主です。

口調が強く、常に怒っているように見えるため、メンタルが弱いISFP（冒険家）と相性は良くありません。

特に上司がESTJ（幹部）であると、何度も怒られたりすることから関係性は大きく悪化し、最悪の場合は退職するほどメンタルが低下する恐れがあります。

INFP（仲介者）

INFP（仲介者）は、人の感情に共感するのが上手な性格の持ち主です。

一方で、基本的にマイナス思考なうえ、物事は長続きしないことから、ISFP（冒険家）と性格が似ています。

お互い短所が似ていることから相乗効果は見込めません。

二人で落ち込んでしまうことも多々あるため、相性としては良くないです。

ENFP（運動家）

ENFP（運動家）は、フットワークが軽い一方で、楽観的な性格の持ち主です。

時間にもルーズなうえ、気分屋なので、待ち合わせしても時間通りに来ないことが多々あります。

協調性を大切にしているISFP（冒険家）からすれば、自分だけでなく周りの人にも迷惑を掛けてしまうと考えるため、相性は良くないでしょう。

まとめ

ISFP（冒険家）は、純粋で偏見のない性格で、みんなから好かれやすいです。

芸術的センスを持ち合わせており、協調性も高いため、デザイン業界やコンサルティング業界で力を発揮することができます。

一方でメンタルが非常に弱く、否定されるのを嫌うため、上下関係が厳しい企業などには向いていないでしょう。

自身や周りの方の特徴を理解し、円滑な人間関係を築いてください。

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