強い信念を持ち、理想主義者であるINFJ(提唱者)は最もまれな性格タイプとして、人口の1.6%ほどしかいないと言われています。
INFJの強みを理解し、ビジネスに活かすことができれば、大きな成果を残すことも可能となるでしょう。
この記事では、INFJ(提唱者)の長所と短所、向いている職業と相性が良いMBTIを紹介します。
INFJ(提唱者)は、物事を深く考え、心の中で熱い信念を持ち合わせた性格です。
理想が高く、責任感が強いため、上司や管理職などに向いています。
また、不思議なオーラと深い魅力を持ち合わせており、周りから変わった人と思われることが多いです。
ここでは、INFJ(提唱者)の長所と短所を紹介します。
INFJ(提唱者)の長所は以下の3点挙げられます。
信念が強い
創造力がある
洞察力に長けている
INFJ(提唱者)は、強い信念を持ち合わせています。一度立てた目標を達成するためには努力を惜しまず、自分に何ができるかを考え続ける性格です。
一方で他人との対話に費やす時間も多く、創造力にも長けています。いろいろな方からインスピレーションを受け、独創的なアイデアを生み出すこともできるでしょう。
また、洞察力にも長けているため、他人の嘘をすぐに見抜くことも得意です。カウンセリングなど、人の本音を見抜く職業などにも向いているでしょう。
INFJ(提唱者)の短所は以下の3点挙げられます。
集団行動が苦手
人間関係に消極的
打たれ弱い
INFJ(提唱者)は、集団行動を苦手としているため、チームワークなどでストレスを感じることが多いです。
頑固でマイペースな性格であり、人間関係にも消極的な特徴があります。コミュニケーション自体は取れるものの、自分の意思を伝えることを苦手としています。
また、メンタル的に打たれ弱いため、会社で怒られたり、人間関係で逆境に立った際、すぐに諦めてしまう方も多いという短所があります。
MBTIにおける4つの性格タイプの分類は以下のとおりです。
内向的:一人の時間を優先し、仲の良い人だけと時間を過ごすことを好む性格です。
直観的:直観で物事を考えるタイプです
感情的:相手に共感して物事を考えます
判断的:計画的で、最後までやり遂げることが得意です
INFJ(提唱者)は、一人の時間を大切にする傾向にあります。直観で物事を考えるタイプですが、分析などを得意としているため、データを優先することも多いです。
また、責任感が強く、何が何でもやり遂げようとする努力家でもあるため、仕事面でも大きな成果を残すことができるでしょう。
MBTIの他の性格タイプについては以下の記事で詳しく解説しています。
MBTI診断の16タイプの特徴とは?診断方法や活用メリットも解説
ここではINFJ(提唱者)に向いている職業を5つ紹介します。
INFJ(提唱者)は洞察力に長けているため、カウンセラーに向いている職業です。
カウンセラーは相手の本音を聞き出し、さまざまなアドバイスを行う必要があります。
特に精神的に病んでいる人は、聞き出せるまで時間がかかってしまいますが、INFJ(提唱者)は強い信念を持ち合わせているため、長期間のサポートでも苦になりません。
責任感も強いことから、長きにわたって一人のカウンセリングができるでしょう。
Webライターは、文の構造や戦略を考える能力が求められる職業です。
INFJ(提唱者)は、ひとりでコツコツ作業を進めるのを得意としており、アイデアや根拠の説明も理論的にできます。
フリーランスのWebライターであれば、自分の好きな場所で作業することができるため、1人で執筆に集中できる働き方は、提唱者にとって魅力的であり向いています。
デザイナーはクリエイティブなアイデアが求められる職業です。
INFJ(提唱者)は独創性を持ち合わせているため、人を引き付けるデザイン力を大いに活かすことができます。
また、ユーザーのニーズを分析し、求めるものを理解することで、人気がでるデザイン設計も可能となります。
ファッションデザインだけでなく、Webデザインや広告デザイン、インテリアデザインなど多岐にわたって活躍することが見込まれる職業です。
人のニーズや分析を得意としているため、INFJ(提唱者)はマーケターに向いています。
マーケターは、ビジネスにおいて、商品やサービスを開発する入口となる職業です。
マーケティングが失敗すると、ビジネスも成功する確率が大きく低下するため、慎重さと正確性が求められます。
INFJ(提唱者)は、持ち前の洞察力から的確なニーズをくみ取ることができるでしょう。
企画職は、プロジェクトの企画立案を行う職業です。
独創的なアイデアを持ち合わせているINFJ(提唱者)に向いている職業の一つといえるでしょう。
ただし、大きなプロジェクトとなると、チームで行うことが多いため、聞き手側に回りやすくなる傾向にあります。
そのため一人で企画を考える仕事の方が向いています。
ここではINFJ(提唱者)に向いている業界を3つ紹介します。
教師や講師、指導者など、教育に関する業界はINFJ(提唱者)に向いています。
生徒一人一人の感情を理解し、個々に合った対応ができるため、教育者として適任です。
学習面だけでなく、感情やメンタルなど、さまざまな点を工夫して生徒が楽しいと思えるような場所にする必要があります。
独創的なアイデアを生み出すことができるため、生徒たちも楽しいと感じ、潜在能力を引き出すサポートも行えることでしょう。
デザイン業界はINFJ(提唱者)に向いています。
独創的なアイデアはもちろん、マーケターとしても活躍することがことができるポテンシャルを持ち合わせています。
物事を本質的に理解することが得意なため、ユーザーの感情に刺さるデザインを生み出すことができることでしょう。
ファッションやインテリア、広告デザインなど、自分が好きなジャンルのデザイン業界に勤めることができます。
コンサルティング業界は、クライアントが抱える問題を解決する職業です。
INFJ(提唱者)は責任感が強いため、解決するまで粘り強く尽力します。
またコンサルティングは、さまざまな視野からアイデアを生み出すことが求められるため、独創性が高いINFJ(提唱者)は適任です。
クライアントと目標を共有することで、INFJ(提唱者)が大きく飛躍できる職業の一つです。
ここではINFJ(提唱者)と相性が良いタイプと、良くないタイプをそれぞれ紹介します。
INFJ(提唱者)と相性が良いタイプは以下の3つです。
ESTP(起業家)は、名前のとおり経営者によく見られるリーダー的な存在です。
INFJ(提唱者)は、責任感が強く、高い信念を持ち合わせているため、ESTP(起業家)と目標を共有できれば、右腕的な存在になることでしょう。
INFJ(提唱者)は打たれ弱い性格ですが、ESTP(起業家)はメンタルがとても強いため、なにか失敗しても支えてくれる存在です。
ビジネスだけでなく、恋人や結婚のパートナーとしても相性が高い存在です。
ISTJ(管理者)は、管理能力も高く、まじめで努力家な性格です。
INFJ(提唱者)もまじめで、最後までやり遂げる能力があるため、お互い考え方や性格が似ているところが多く見受けられます。
ISTJ(管理者)と役割分担を行っても同じ考え方であるため、ビジネスにおいて大きく成功する可能性も高いです。
一方で、どちらも真面目過ぎるため、他の方とのコミュニケーションが低下してしまう可能性も高い点に注意が必要です。
ENFJ(主人公)は、コミュニケーション能力が高く、正義感に溢れ、周りから慕われるタイプです。
INFJ(提唱者)の性格も理解してくれるため、一人で作業を行っていたとしても、ENFJ(主人公)が陰ながらサポートを行ってくれることでしょう。
またINFJ(提唱者)は、一歩下がった位置で見守ることが多いため、ENFJ(主人公)のサポート役としても相性が高いです。
お互い一緒にいればチームワークを高めることができる関係性を築けます。
INFJ(提唱者)と相性が良くないタイプは以下の3つです。
ENFP(運動家)は、自由奔放な性格であり、クリエイティブで創造力があります。
INFJ(提唱者)は最後までやり遂げる性格であるのに対し、ENFP(運動家)は自分の気の向くままに作業し、途中で辞めてしまうことも多いため、反対な性格です。
また、お互いオリジナリティがあるアイデアを発想しますが、双方真逆のアイデアになることが多く、価値観の違いで対立しやすくなることでしょう。
ISTP(巨匠)は口数が少なく合理的な性格です。
また、意見を変えることがあり、ツンデレな性格なため、感情の理解が難しく、意見の対立が生まれる可能性が高いです。
さらにお互い意見を曲げない性格なため、相手の感情を無視する傾向にあります。
そのため、結婚のパートナーや友人関係としては向いていない相手となるでしょう。
ESTJ(幹部)は、冷静で戦略的な性格を持ち合わせているリーダー的な性格の持ち主です。
価値観や行動が違うため誤解が生まれることが多く、ビジネス面においては対立する可能性が高いです。
ESTJ(幹部)は短期でせっかちなため、計画性をもって行動するINFJ(提唱者)との相性は良くないです。
INFJ(提唱者)は、理想が高いですが、その分物事を深く考え、責任感が強い性格の持ち主です。何事も最後までやり遂げるだけでなく、独創的なアイデアも持ち合わせています。
INFJ(提唱者)は教育やデザインなど、人の感情が重要となる職業に向いていますが、一人で黙々と仕事をするのも得意としています。
ぜひご自身や周りの方の特徴をうまく活かし、円滑な人間関係を築いてください。
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