ENTP(討論者)は、頭の回転が早く、楽観的で話し合いを好む性格です。
ENTPの強みを理解し、ビジネスに活かすことができれば、大きな成果を残すことも可能となるでしょう。
この記事では、ENTP(討論者)の長所と短所、向いている職業と相性が良いMBTIのタイプを紹介します。
ENTP(討論者)は、議論することを好み、好奇心旺盛な性格の持ち主です。
ここでは、ENTP(討論者)の長所と短所を紹介します。
ENTP(討論者)の長所は、以下の3点挙げられます。
・トーク力が高い ・発想力がある ・臨機応変に対応できる |
ENTP(討論者)はトーク力が高く、機転が利くため、臨機応変に対応できるところも長所です。
次々に会話の内容を膨らませたりすることができるため、MCやミーティングの進行などに向いています。
また、他のMBTIの中でもずば抜けた発想力を持ち合わせています。
独特なアイデアをたくさん発明するため、IT企業のトップで活躍する方も多いです。
さらに好奇心と冒険心が強いため、少年のような心をもっており、周囲を集める力もあります。
ENTP(討論者)の短所は、以下の3点挙げられます。
・集中力が低い ・計画性がない ・口だけになりがち |
ENTP(討論者)は、計画性がなく集中力が低いという短所があります。
頭の回転が速いこともあり、1つのことだけでなく、複数のことを考えてしまうため、集中できない性格です。
また、独特なアイデアを発明しますが、口だけになりがちです。
自己肯定感が強く、ナルシストな傾向なため、嘘を言ってしまうことも少なくありません。
ENTP(討論者)をMBTIのタイプで表すと以下のとおりです。
・外向的:初対面でも思ったことは何でも言うタイプです ・直観的:直観で物事を考えるタイプです ・思考的:客観的かつ論理的で冷静な判断ができます ・知覚的:柔軟で臨機応変に対応できます |
ENTP(討論者)は、初対面でも得意なトーク力から積極的にコミュニケーションを取ります。
発想力があるため、初対面の方から変人やサイコパスと思われることも多々あることでしょう。
しかし、論理的に物事を判断することができ、臨機応変に対応できるため、天才肌とも思われることがあります。
なお、MBTIのその他のタイプについては以下の記事で詳しく解説しています。
MBTI診断の16タイプの特徴とは?診断方法や活用メリットも解説
ここではENTP(討論者)に向いている職業を5つ紹介します。
エンジニアは、工学やITなどの専門的なスキルを持ち合わせ、新たなシステムなどを開発、発想することができるENTP(討論者)に向いています。
エンジニアはチームとなって一つのシステムを構築します。
チームワークが非常に重要視される職業でもありますが、ENTP(討論者)はコミュニケーション能力が高いため、チームの雰囲気を良くしてくれます。
また、プロジェクトの発表をする際、多くの人の前で講演するケースが多く、トーク力が高いENTP(討論者)は、緊張せずに行うことができるでしょう。
ファイナンシャルプランナーは、個人のお金や生活に関するアドバイスを行う職業です。
近年では資産運用や投資を始める方が増えていることから、ファイナンシャルプランナーの需要が高まっています。
ファイナンシャルプランナーは、顧客の資産状況に応じて投資計画や節税対策を考慮しなければいけません。
ENTP(討論者)は頭の回転が速く、論理的に冷静な判断を下せるため、課題をすぐに解決できることから向いている職業のひとつです。
コンサルタントは、企業や個人のお金やビジネスに関して、アドバイスやサポートを行う職業です。
具体的な戦略や計画などを組み、信用力が求められます。
ENTP(討論者)は、トーク力が高く、発想力があるため、クライアントとの信頼関係もすぐに構築できるため向いています。
ただし、計画が疎かになるケースも多く、集中力も低いため、ENTP(討論者)をサポートしてくれるチームがあった方が良いでしょう。
コピーライターは、クライアント企業からの依頼を受けて、テレビや雑誌、インターネット、商品パッケージなどで使われる広告のキャッチコピーを考える職業です。
一瞬のひらめきが重要となるため、独特なアイデアを生み出すENTP(討論者)に向いています。
コピーライターは、集中力がなくてもさほど心配はいりません。
また計画性がなくても、コピー案が思いつくことが大切な仕事なため、ENTP(討論者)におすすめな職業の一つです。
発想力があるENTP(討論者)は、経営者に向いています。
経営者は、ビジネスモデルを構築するうえで、起業時のアイデアが重要です。
世に無い商品やサービスを思いつければ、会社としても大きな軌道に乗ることが可能となるでしょう。
一方で、計画性がないと、経営者として長期経営ができなくなります。
そのため、一人経営ではなく、サポートしてくれる人材が必要です。
ここではENTP(討論者)に向いている業界を3つ紹介します。
IT業界は、アプリ開発やシステム開発など、インターネットに関するサービスを提供する業界です。
企業としてもプロジェクトチームを編成して行うことが多く、チーム内の人とのコミュニケーション能力が高いENTP(討論者)に向いています。
また、プログラミング言語の専門的知識や課題解決力などを持ち合わせ、課題可決力が高いENTP(討論者)は、イレギュラーな問題が生じても、頭の回転の速さからすぐに解決できるでしょう。
周りを引っ張ることができることから、重要な人材になれる可能性も高い業界です。
広告業界は、企業の商品やサービスなどを発信して集客する職業です。
いかに人の目に留まるかを考慮しなければいけず、デザイン性や企画力が重要視されます。
ENTP(討論者)は、好奇心と冒険心が強いため、どうやって発信するかを自由に考えられる広告業界に向いています。
コンサルティング業界には、さまざまな専門分野があるため、自分が得意としている分野で働くことも可能です。
先程もお伝えした通り、ENTP(討論者)はコンサルタントに向いています。
前職の経験を活かすことができれば、大きな成果を得ることも可能です。
ENTP(討論者)と相性が良い人を見つけることで、日常生活や仕事面が良好になる可能性も高いです。
一方で、チームを組むうえで相性が悪い人も把握しておくべきでしょう。
ここでは、ENTP(討論者)と相性の良いタイプと相性が良くないタイプを紹介します。
ENTP(討論者)と相性が良いタイプは以下の3タイプです。
ISFP(冒険家)は、純粋で心温かい性格の持ち主であり、コミュニケーション能力が高いという特徴があります。
ENTP(討論者)とも似ている性格なうえ、対立が生まれにくいことから深い信頼関係を構築することが可能です。
ESFJ(領事)は、繊細で面倒見がよい性格の持ち主であり、助け合い精神を大切にしているタイプです。
自己管理能力が高いため、一見ENTP(討論者)とは合わないようにも感じられます。
しかし、人から頼られたり、チームの中心にいることが多いENTP(討論者)のサポートを行ってくれるため、相性は良い関係です。
ビジネスだけでなく、恋愛や結婚のパートナーとしておすすめです。
INTP(論理学者)は、内向的な性格ですが、基本的にはよく似ています。
めんどくさがり屋な面は、お互い共通するところはありそうです。
もちろん、外向なESFJ(領事)と内向なINTP(論理学者)は、コミュニケーションの面で最初は苦労するかもしれません。
しかし付き合いが長くなるほど、信頼関係は堅くなることでしょう。
ENTP(討論者)と相性が良くないタイプは以下の3タイプです。
INTJ(建築家)は、細かな計画を立てて行動するタイプのため、計画性がないENTP(討論者)との相性は良くないです。
お互いスケジュール管理も真逆なため、INTJ(建築家)は毛嫌いする傾向にあります。
しかし深く干渉しなければ、それほど関係性が悪くなることはありません。
ESFP(エンターテイナー)は、ノリが良く周りを楽しませることを得意としている性格です。
初対面の時は、性格が似ていることもあり気が合いますが、物事の考え方に違いがあり、関係は徐々に薄れていく傾向にあります。
ただし、プライベートなどであれば、良い関係と居られます。
ISFJ(擁護者)は、思いやりがあり空気を読むことを得意としている性格です。
ENTP(討論者)とは、真逆の性格なため、反発しあうことも多いです。
ただし、長い時間を過ごすことで、相手を受け入れようとしてくれるため、長期間の関係を続けていくことで良きパートナーとなるでしょう。
時間を掛ければかけるほど、信頼関係は深くなります。
ENTP(討論者)は、議論することを好み、好奇心旺盛な性格の持ち主です。
トーク力も高く、頭の回転も速いことから臨機応変な対応ができるタイプです。
そのため、IT業界や広告業界、コンサルティング業界などさまざまな業界で活躍できます。
一方で、集中力に欠け、飽きっぽい性格なため、時間をかける職業には向いていないことでしょう。
ENTP(討論者)の方はこの記事の内容を参考に、ビジネスやプライベートを充実させていってください。
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